Netflix日本TV部門3週連続1位「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 視聴率0.9%→15.8%と急上昇

Netflixは17日(米国時間16日)、週間視聴時間グローバルTOP10(8~14日集計)を公式ホームページで発表した。日本のテレビ部門TOP10は、世界的に話題となっている韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が3週連続で1位を獲得。同ドラマはグローバル非英語テレビランキングでも3週連続1位となるなど世界的な人気となっている。

シーズン2の制作が決まった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」【写真:(C)Netflix】
シーズン2の制作が決まった「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」【写真:(C)Netflix】

韓国では18日が最終回、視聴率20%超え予想も

 Netflixは17日(米国時間16日)、週間視聴時間グローバルTOP10(8~14日集計)を公式ホームページで発表した。日本のテレビ部門TOP10は、世界的に話題となっている韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が3週連続で1位を獲得。同ドラマはグローバル非英語テレビランキングでも3週連続1位となるなど世界的な人気となっている。

 同ドラマは韓国初の自閉スペクトラム障害を持つIQ164の新米女性弁護士ウ・ヨンウが一流弁護士事務所に入所し、さまざまな裁判で活躍する姿を描いたヒューマン法廷ドラマ。世の中に残る偏見や差別、また教育、環境、労働問題に正面から問題提起をする一方、親子、友人、職場の同僚との温かい人間関係や恋愛をほほえましく描くなど多彩な魅力で視聴者の心をつかんでいる。韓国では毎週水・木曜夜に新興ケーブルチャンネルENAで放送。さらにNetflixで配信されている。

 韓国では18日に最終回を迎えるが、世界的な人気を背景に同ドラマの続編となるシーズン2の制作が決まった、と現地メディアが次々と報じている。「ウ・ヨンウ」を制作したエイストーリー社の幹部が17日、現地メディアの取材に対し「24年ごろにシーズン2が放送できるようにすることが目標」と明かし、「キャストや演出、脚本家、制作陣らの構成は90%以上そのまま」と計画を語った。シーズン2が放送されるまではすでに連載中のウェブトゥーン(ウェブマンガ)、ミュージカル制作、グッズ販売など多様な付加コンテンツで視聴者の関心を高めていくという。原作IP(知的財産)の魅力を活用してさまざまな収益窓口が広がりそうだ。

 新興チャンネルでの放送とあって「ウ・ヨンウ」は6月29日に視聴率0.9%でスタートしたが、主演女優パク・ウンビンの抜群の演技力が評判を呼び急上昇。7月27日の第9回は自己最高の15.78%を記録した。18日放送の最終回は20%突破を予想する向きもあり注目が集まっている。

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