日高屋、値上げ&グランドメニュー変更を発表 一部の野菜を国産化「安心安全な商品を」
株式会社ハイデイ日高が17日、日高屋全店舗において26日よりグランドメニューの変更と商品価格の改定を行うことを発表した。
原材料費の高騰に「企業努力だけでは補えない」
株式会社ハイデイ日高が17日、日高屋全店舗において26日よりグランドメニューの変更と商品価格の改定を行うことを発表した。
ハイデイ日高は、今回の価格改定について、「昨今の世界的な原材料価格およびエネルギー価格の高騰が続く中、弊社は従来より原材料の徹底的なロス削減および物流コストの最適化に努めてまいりました。しかしながら、原材料費等の高騰は企業努力だけでは補えない水準にまで達しております。今後もコストの更なる上昇傾向が継続することが見込まれることから、商品価格の改定をさせていただくことといたしました」と説明。
続けて、「このような状況ではありますが、『すべてのお客さまにおいしい料理をお腹いっぱいお召し上がりいただきたい』この思いに変わりはありません。麺類とご飯の大盛分につきましては、値下げとさせていただきます」と発表した。
また、今回の価格改定に合わせ、一部に外国産を使用していた野菜を国産化し、「餃子と野菜たっぷりタンメン等に使用する野菜類を国産化することといたしました。これにより、さらに鮮度と品質にこだわり、安心安全な商品をご提供してまいります」としている。
最後に、「お食事をしていただいたお客さまに『ハッピーな1日(ハイデイ)を過ごしていただきたい』という会社名にも込められた思いとともに、今後も企業努力を続けお客さまによろこんでいただけるお店作りを進めてまいります。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます」と利用者にメッセージを送った。
「五目春巻き」は10円、「野菜炒め定食」は20円、「唐揚げ定食」は50円と、10円から50円の値上げが目立った今回の改定。一方で「麺 大盛分」には30円、「飯 大盛分」には10円の値下げが実施される。