さだまさし、高校生たちの輝く姿に安堵「この国はまだ大丈夫」 “大人の責任”を語る
シンガー・ソングライターのさだまさしが17日、都内で行われた「高校生ボランティア・アワード 2022~持続可能な未来へ~」に登場した。当日は、大会委員長のさだや各企業が全国から選抜された各高校生団体に特別賞を贈呈した。
さだまさし、参加した高校生をねぎらう
シンガー・ソングライターのさだまさしが17日、都内で行われた「高校生ボランティア・アワード 2022~持続可能な未来へ~」に登場した。当日は、大会委員長のさだや各企業が全国から選抜された各高校生団体に特別賞を贈呈した。
48歳実力派俳優のワイルド愛車ライフ…相棒ジープとのアウトドアな日々(JAF Mate Onlineへ)
昨年、一昨年とオンライン開催だったが、今回は3年ぶりの会場開催となった同アワード。さだは「皆さん、2日間お疲れさまでした」と参加した高校生たちをねぎらい、「素晴らしい会だったと思います。今回は大きな転換点になるかなと思います。今年はコロナの第7波の影響で、一般の方の入場を完全にお断りしました。その結果、何が起きたかというと、高校生同士が高校生だけで交流できるという空間を作ることができたんですね。皆さん、帰ってからもこの気持ちを忘れずに元気で頑張ってください。ありがとうございました」と頭を下げた。
囲み取材では「今まではリモートだったと思いますが、対面での高校生たちの表情を見ていかがですか」という質問が。さだは「エネルギーは第1回から変わらない。自分たちがやっていることを人に知らせたいわけではないけど、自分たちがやっている認めてくれる場所があるという喜びを感じました。こんななかでできたということもあって、今回は特にうれしかったですね」と笑顔で回答。
さらに、「彼らをご覧になってどう思いましたか」という質問には「この国はまだ大丈夫かもしれないと思いましたね。僕らは世の中に起こる出来事でがっかりしたりしますけれども、こういう志を持った人が身近にいるだけで信じられるような気がしますね。大人は彼らのやりたいことをどう妨げないで、やる気を出させて、道を広げてあげられるか、考えなきゃだめですね。大人の責任はそういうことだと思いますね」と真剣な表情で答えていた。
今年で7回目となる同アワードは、「君の志を応援します」というキャッチコピーを掲げて、高校生たちが日々、献身的に行っている活動を顕彰。学校・地域・活動内容などの垣根を超え、日頃の活動を発表、交流し合い、互いの活動に理解を深め、切磋(せっさ)琢磨する場になることを目的としている。