ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二がご立腹のようだ。「Breaking Down5」に出場し、けんか自慢に敗れた元プロボクサーの細川貴之に愛のある説教をしている。その様子を自身のYouTubeチャンネルで公開した。

　竹原は4日「今さらじゃが元東洋チャンピオンが素人のテルくんに負けるとは情けないというかショックじゃったわ」とツイート。これを見た細川から「直接話をしたい」と連絡があり今回の企画は決まったようだ。

　普段の笑顔はない。細川が竹原のジムに現れる前から険しい表情。「負けといてツイートされたからって言いたいっておかしいでしょ。元チャンピオンだよ、素人に負けちゃダメだよ！　だったら出るなってね。大体ね作戦がなさすぎるんだよ」とカメラに向かって吠えた。

　元東洋太平洋王者・山本隆寛とともに現れた細川。「東洋王者になった経緯を捨てて、新しいチャレンジってことでやったんですけれど、竹原さんボクシング界で1番影響力ある人だと思っていて、自分は迷惑をかけたつもりはないっていうか」と不満を口にした。

　山本も「バックボーンがボクシング」というだけだと強調。竹原並みの影響力のある人に言われると新しいチャレンジがしづらくなることを訴えていた。

　2人の主張に竹原は「俺だけじゃないと思う。ボクサー何人も見ていると思う」と口にし、「見に行った俺がさ、同じリングの上で戦った選手がさ……、悲しかった」と心境を吐露した。