全国の大学生、専門学校生の中から日本一を決める日本唯一の全国版ミスキャンパス「ミスユニバーシティ 2022」今年は全国で1000人を超える応募者の中からグランプリを目指し、地方大会を勝ち抜いたファイナリスト20名が決定した。「今できること」をキャッチフレーズに次世代のオピニオンリーダー（＝Next Leader）の発掘と女性活動のフィールドを広げることを目的とした本大会。9月に迫った日本大会を前に今年のファイナリストたちを紹介。今回は兵庫代表で大阪音楽大学3年生の水田汐音さんをピックアップ。

――趣味、特技について

「大学ではクラシックの演奏家になるためのピアノコースに進んでいます。もともと宝塚歌劇団に入りたくて2歳からピアノをやっていて、小さい頃はミュージカルの劇団にも所属したり、日本舞踊やタップダンス、ジャズダンスなどいろいろと習っていました。スポーツは陸上競技をやっていました」

――応募したきっかけは？

「これまでミュージカルや映画、舞台といった誰かを演じる経験はやってきましたけど自分自身を見せる経験がなかったので20歳を機に挑戦してみようと思い応募しました」

――あなたの強みと弱みは？

「私の強みはどこに行っても負けん気がすごいなって言われていて、誰よりも負けず嫌いなところには自信があります。弱みは本番でスイッチが入るタイプなので、普段はなかなかスイッチが入りづらいっていうところがあります」

――大会期間中大変だったこと、学んだこと

「大変だったことは、普通のファッションショーには出たことがあるんですけど、モデルウォークとミスコンウォークって違っていて。腰の入れ方だったりが違うんですよ。それを直すのが大変でした」

――大会を通して学んだことは？

「ファイナリストの仲間たちとの新たな出会いがあって、みなさん環境問題を考えていこうとか世界に日本の魅力を発信していこうとか、それぞれ目標や具体的に取り組みたいことがはっきりとしていて、それをすぐに行動に移すことがとても大切だということを学びました。私は音楽を通して日本から世界に発信していきたいと思っていて、先ずは身近なところからできることを1つ1つ積み重ねて行動していきたいと思います」

――ミスユニバーシティの経験をこれからどのように生かしていきたい？

「地方大会の時は兵庫で1番を獲るというのが目標だったんですが、兵庫代表になって兵庫を背負ってると思うと責任感をすごく感じます。兵庫から日本へ、日本から世界へと私が兵庫の魅力を伝えていかなくてはいけないという責任感が芽生えました」

――SDGs達成のために実践していることは？

「SDGsについては、ミスユニバーシティの地方大会であらためて学ばせてもらいました。大きなことはできないんですが、マイストローやマイボトルを持ち歩いて、なるべくプラスチックを使わないように心がけています」

――あこがれの人物は？

「小さい頃にミュージカルに所属していた時の先生です。もうお亡くなりになってしまいましたがその先生は元宝塚歌劇団の作曲家だったんです。先生は日本独自のミュージカルを世界に広めたいとずっと仰っていて、私もその先生の意志を受け継いで芸術を通して日本の魅力を世界に発信していきたいと思っています」

――あの頃の自分に言葉をかけるとしたら？

「中学生の頃にピアノも陸上もミュージカルもして休む時間が全然ない生活をしていた自分に、『大変だったよね』って労いの言葉を掛けてあげたいです」

――ファイナルに向けて今の自分に言葉を掛けてあげるとしたら？

「本番にならないとスイッチが入らない性格なんですが、もっと自分のお尻をたたいて私の一番良いところを本番に持っていけるよう、『常に緊張感を持って頑張れ！』と言いたいです。

――10年後の夢を教えてください。

「現在、韓国語を勉強していて、日本のミュージカルだったり日本の音楽の良さというのを韓国に伝えていく活動をしたいので、10年後は日本と韓国を芸術でつないでいく人になりたいです。ミスユニバーシティーの経験は誰でも経験できることではないので、自分がやりたいことを発信していくきっかけを作っていただいたので、そのきっかけを必ず生かして兵庫から音楽と芸術の素晴らしさを伝えていきたいです。

――好きなものを1つだけ思い切り食べられるとしたら？

「パンを食べたいです（笑）。パンが大好きなんですけど糖質を制限しなくちゃいけなかったのでなかなかたくさんは食べられないのでシンプルな塩パンをたくさん食べたいです。

　水田汐音さんが出場する「ミスユニバーシティ 2022」日本大会は9月26日に開催を予定している。

「ミスユニバーシティ 2022」ファイナリスト（20人）
山本礼乃さん　北海道代表・北翔大学
佐藤璃那さん　青森代表・弘前大学
山口理子さん　茨城代表・放送大学
堤萌さん　栃木代表・慶應義塾大学
長沼麻陽さん　群馬代表・武蔵野大学
米澤心寧さん　埼玉代表・駒澤大学
平田緑咲さん　千葉代表・千葉大学
鬼束ももさん　東京代表・聖心女子大学
小清水伶奈さん　神奈川代表・東洋英和女学院大学
阿達花梨さん　新潟代表・二松学舎大学
ラミレス・ナイラさん　山梨代表・国立音楽大学
鈴木夏琉亜さん　静岡代表・静岡県立大学
鈴木海月さん　愛知代表・金沢工業大学
石原令さん　京都代表・日本女子体育大学
吉原愛香さん　大阪代表・上智大学
水田汐音さん　兵庫代表・大阪音楽大学
大心池みゆさん　広島代表・広島市立大学
神薗希帆さん　福岡代表・北九州市立大学
吉良美優菜さん　大分代表・大分医師会看護専門学校
林夏鈴さん　沖縄代表・沖縄県立看護大学