7人組アイドルグループ「#ババババンビ」が7日、東京・お台場青海エリアで行われている世界最大級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」で開催されていた「TIFアイドル総選挙」で第1位を獲得。3日間のフェスを締めくくるグランドフィナーレで大トリを務めたほか、豪華複勝をゲットした。

　ゼロイチファミリア所属の「#ババババンビ」は、吉沢朱音、岸みゆ、水湊みお、小鳥遊るい、池田メルダ、近藤沙瑛子、宇咲の7人組で、20年1月に結成。しかし同年3月に予定されていたお披露目ライブが新型コロナウイルスの影響で中止に。さらに翌21年には「TIF2021」への出場が決定していたが、今度は台風接近の影響でステージに立つことなく中止になっており、今年が念願のTIF初出場。ステージでは布袋寅泰に公認された「バンビーナ」のアイドル風カバーなどを披露し、話題を呼んだ。

　7日に本戦が行われたTIF総選挙では会場と配信の投票で「最もファンから応援されているアイドル」の1位に輝いた#ババババンビ。会場となったHOT STAGE（Zepp DiverCity）のステージ上で結果が発表されると、メンバーはうれし涙を流して喜んだ。岸は「コロナ禍で（配信）カメラに向かってパフォーマンスをしてきた。目標は武道館だけど、武道館に行けたとしても今日の景色は一生忘れない」と涙をぬぐった。

　#ババババンビには、1位になった副賞として、10月6日深夜にフジテレビ地上波で放送される冠番組や、フジフィルム公認「世界で1つのゴールデンチェキ」などが贈られた。冠番組でやりたいことを問われると、水湊は「ご予算はおいくら？」とスタッフの顔色をうかがいながら、「初の地上波だから、スカイダイビング！」と大胆提案。すると、メンバーは「イヤだ！」とすぐに応戦していた。

　小鳥遊は「デビューのころから不運続きで、ついていないことがたくさん続いて、応援していただいている皆さんにも歯がゆい思いをさせてしまったと思う」とファンへの思いを吐露。岸も「野外ライブは毎回雨。全員でお祓いにも行っているくらいついていない。正直、途中で折れそうになったタイミングもあったし……」と、これまでの歩みを振り返り、「皆さんからたくさんの応援をいただいているので、これからも二人三脚で頑張りたい」とあらためて意気込んでいた。