ZETA DIVISION・flappyが契約解除 過去に「レイシズム行為に加担と容認」と公式発表

プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」は5日、VALORANT GC部門所属のflappyがチーム加入以前に行っていたとされる行為を巡り、契約解除することを決定した。

ZETA DIVISION・flappyが契約解除に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ZETA DIVISION・flappyが契約解除に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

公式大会の出場資格を巡り話題に

 プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」は5日、VALORANT GC部門所属のflappyがチーム加入以前に行っていたとされる行為を巡り、契約解除することを決定した。

 flappyは5対5対戦型タクティカルFPSゲーム「VALORANT」の公式大会「2022 VALORANT Champions Tour Game Changers Japan」に出場中の選手。

 flappyを巡っては、同大会の出場資格である「16歳以上で保持しているRiotアカウントのランクが『プラチナ1』以上である女性」を満たしていないとSNS上で話題になっていた。

 これについて「ZETA DIVISION」は3日に調査結果を発表。「flappyはトランスジェンダーの女性であり、性自認にあった身体になるために通院の上、ホルモン剤の服用なども行っております。また、医師からの診断書も発行されており、弊社でも事前に確認をしております」としていた。

 今回の一件ではflappyの過去の不適切な行為について調査を実施。「スマーフといったコミュニティ倫理に反する行為、意図的な有利マッチメイクを行うパーティでのプレイ参加行為を複数回に渡り行っていた事」、「荒らしや煽りアカウントの貸し借りといった行為、レイシズムといった社会倫理に反する表現を用いるプレイヤーたちとの、交友およびそれらの行為への加担と容認」したことが明るみになり、契約解除にまで発展した。

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