【競争の番人】“小勝負”坂口健太郎の運動神経にネット興奮「菅波先生思い出す」
フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(毎週月・午後9時~)の第4話が1日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。
1日放送の第4話で話題のシーン
フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(毎週月・午後9時~)の第4話が1日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
小勝負(坂口健太郎)、白熊(杏)たち“ダイロク”は新たに世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用を調べることに。自社の地位を利用した部品単価の一方的な減額や支払期限の延長を強制する、いわゆる下請けいじめだ。
白熊は「アレス電機」の役員の中に、以前強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした男・柴野(岡田義徳)がいることに気づく。警察は事件の捜査を中止しており、白熊は今度こそ柴野を捕まえることができるかもと意気込むが、公取の身で捜査をすることはできない。さらに、本庄(寺島しのぶ)は柴野が強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があるとわかった以上、公取での調査はできないと言う。
しかし、警察や独自に動き始めた検察も柴野の捜査を上層部に止められてしまう。桃園(小池栄子)は六角(加藤清史郎)に、検察庁の幹部である父親に事情を聞くようにと促す。警察と検察が捜査から手を引いたことで、公取は「アレス電機」への調査を開始できるようになる。
小勝負と白熊は「アレス電機」の下請け会社に向かうと、どの会社も「特に困っていることはない」「改めて連絡する」といじめを否定する。その中で小勝負は「丸山金属工業」の丸川(吉沢悠)だけは「困ったことはない」と断言したことに違和感を覚える。
後日、柴野が公取を訪ねてくる。柴野は、不当な値下げ要求などの一連のいじめ行為は「うちと取引をしたい取引先側からの提案」とし、下請け会社とかわした念書を持参。小勝負と白熊に無駄な調査をやめるように釘を刺す。
小勝負は、足並みのそろった下請け会社の行動から、柴野と緊密にやり取りしているまとめ役がいるはずだと推察。柴野と丸川が中学生時代に同じ野球チームだったことを知り、そのまとめ役が丸川ではないかと考える。小勝負は2人には個人的なつながりがあり、丸川が「アレス電機」の濫用行為に加担しているとして、「丸川金属工業」への立ち入り調査を提案する。
立ち入り検査の結果、丸川が他の下請け会社に「アレス電機」の要求を飲むように連絡していたことが判明。だが、丸川は「すべて私が良かれとおもってやったこと」「アレス電機は関係ない」と関与を認めようとしない。小勝負は押収した資料の中から、「アレス電機」と丸川がやり取りしていた値下げの資料を見つける。そこには、他の取引先をこれ以上の値下げから守るために、自分の会社だけさらなる値下げに応じていたことが記されていた。
丸川が自己犠牲になっていたことを知った他の下請け会社は一致団結。丸川も「アレス電機」の不正をただすことを決意する。小勝負たちは「アレス電機」への立ち入り検査の準備を進めるが、そんな中、下請け会社のうちの1つが「アレス電機」に契約を切られたことが判明。さらに六角検事が現れ、「アレス電機」への立ち入り調査をやめるようにと言い放つ。
第3話までで描かれた“ウエディングカルテル”に続き、優越的地位の濫用と戦う下請け会社が描かれた第4話。警察、検察も登場し、白熊が刑事時代に関わっていた強盗殺人事件も関係してきそうだ。
SNSは坂口健太郎演じる小勝負の“運動神経”に注目。投げられた野球ボールをキャッチできなかったり、少しクセのある走り方を披露したり、体育会系のノリに悪態をついたり……と運動が苦手そうな描かれ方をした小勝負。ラストでは白熊に「運動苦手ですよね?」とツッコまれながらもスルーを決め込んでいた。視聴者からは「安定のキャッチ苦手でやっぱり運動苦手設定」「ボールキャッチできない演技超一級品」「相変わらずキャッチできない菅波(違)」「ボールキャッチできないの見て菅波先生思い出す」と、21年前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で演じていた“俺たちの菅波”こと菅波光太朗を思い出す人も多数だった。