格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.37」（31日、さいたまスーパーアリーナ）RIZIN MMAトーナメントルール、5分×3R、49キロ

　第14試合は浜崎朱加（AACC）がジェシカ・アギラー（メキシコ）に3対0で勝利を収めた。

　2011年に対戦予定だった両者は東日本大震災により試合は消滅。11年ぶりに拳をまじえることとなった。

　1R、ローキックから入った浜崎は打撃のフェイントをいれながらタックル。ダブルレッグテイクダウンを成功させた。トップのハーフガードポジションになった。その後、立ち上がると静かな展開に。浜崎の三日月蹴りがクリーンヒットし流れが変わる。アギラーは思わず身をかがめた。

　2R、またもテイクダウンを成功。アギラーの下からの攻撃を受けるも対応。すぐに立ち上がり、落ち着かせた。終盤に再度テイクダウンを試みるも切られていた。

　3Rは静かな立ち上がり。お互いにジャブを出しながら距離を取る。1分30秒が過ぎたところで浜崎がテイクダウンを成功させた。ハーフガードで左肩を使い、アギラ―をコントロール。トップマウントに移行。最後はパウンドラッシュで試合を締めた。

「RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント」の優勝賞金は総額1000万円、優勝者には700万円、準優勝者には300万円がファイトマネーとは別に送られる。