女性の社会的地位の向上や社会貢献をテーマとした世界的ミセスコンテスト「ミセスユニバース 2022」の日本代表選考会が7月に都内で開催された。これまでの人生経験や社会貢献への意識といった内面が重要な審査対象となる本大会で現在は社団法人の理事として国際文化交流活動を行う元女優の田島みわさん（58歳）が3位に選ばれ「ミセスユニバース 2022」世界大会の出場権を獲得した。大会を終えた田島さんに受賞の感想などを聞いた。

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　過去に歌手、女優として活躍し、NHK大河ドラマにも出演したこともある田島さんは、長年にわたって日本の文化を海外に広める文化交流活動を行っている。

「日本と海外の文化を通して両国の架け橋となるような活動を行っております。日本の文化は海外からの関心も高いですし、日本に対しての期待も大きいです。この3年間はコロナ禍で活動ができなかったのですが、来年春から海外で国際交流イベントを再開する予定です。ミセスユニバースに応募したきっかけは、女性の自立や女性の社会貢献という大会の主旨が、私のこれまでの活動と共通するものが多く、今までにはない新しい世界にチャレンジすることで自分の可能性をさらに広げたい思い、チャレンジいたしました」

　ファイナリストに選ばれ、日本大会に向けての半年間にわたるトレーニングはこれまでにない学びがあったという。

「ミセスユニバースは自分の成長を促してくれた素晴らしいものになりましたし、1つの目的に向かってやり続けるパワーってとても素晴らしいなって実感しました。想像以上にコンテストって大変だなと感じましたが、それ以上に挑戦して得られるものが大きく、ファイナリストの仲間たちとも良いご縁をたくさんいただきました。3位を獲得できて、さらにオンライン投票で1位をいただけたことが本当にうれしかったです」

　田島さんは「ミセスユニバース2022」の切符を手にし、12月に韓国で開催予定の世界大会を目指す。最後に「あの頃の自分に声を掛けるとしたら？」という質問を聞いた。

「15歳の頃、高校1年生の私に対して『あなたが今頑張っている道をそのまま突っ走っていけば、必ず良かったと思うときが来るからそのまま頑張ってね』って声を掛けてあげたいです」

　今回で6回目の開催となった「ミセスユニバース」日本大会は30歳から79歳まで合計47人のファイナリストが出場。スピーチ、ウォーキング、メイク、ファッション、食、プロトコールマナー、SNS、プロフィール撮影など、約半年に及ぶプロ講師によるレッスンを受け、日本代表選考会に挑んだ。

　代表選考会では、スピーチ、フィットネスウェア審査、ドレス審査、知性・品性・社交性・表現力や社会貢献度など、外面だけでなくこれまでの人生経験や社会貢献への意識といった内面が審査対象となり「ミセスユニバース」のほか「ウーマンオブユニバース」、「グランマユニバース」などの日本代表、計17人が世界大会への出場権を獲得した。

「ミセスユニバースジャパン2022」日本大会受賞者
1位：光安都美（みつやす さとみ）さん　45歳
「Mrs Universe 2022」日本代表権

2位：金川聡美（かながわ さとみ）さん　41歳
「Mrs Universe 2022」代表権

3位：田島みわ（たじま みわ）さん　58歳
「Mrs Universe 2022」代表権

4位：菅原由香（すがわら ゆか）さん　40歳
「Ms. Classic Universe」日本代表

5位：高岡邦子（たかおか くにこ）さん　79歳
「Ms Elite United Nation International 2022」日本代表

6位以下
「Mrs. UN Asia pacific2023」佐藤智恵子さん
「Timeless Beauty 2023（Mrs部門）」佐藤民子さん
「Timeless Beauty 2023（Ms部門）」佐藤まい香さん
「Mrs United Nation International 2022」志水瑛子さん
「Ms United Nation International 2022」岡村佳香さん
「Woman of the Universe 2022」武藤与子さん、あかね渉さん
「Ms. Classic Universe 2022」吉田奈津子さん
「Grandma Universe 2022」中野幹子さん
「MRS GLAM WORLD 2022」松本真美子さん
「Mrs. UN Asia pacific」丸岡舞美子さん
「Mrs. National Universe 2022」美咲舞妃さん