Netflix、日本週間1位は「再婚ゲーム」 主演の韓国女優は「100年に1度の美女」
Netflixは27日(米国時間26日)、週間視聴時間グローバルTOP10(18~24日集計)を公式ホームページで発表した。日本のテレビ部門のTOP10は、先週初登場6位だった韓国ドラマ「再婚ゲーム」が1位を獲得。世界的に話題となっている同「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は2位を維持した。「再婚ゲーム」はグローバル非英語TVランキングでも1位の「ALBA」、2位の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に次ぐ3位に上昇している。
Netflixドラマ「明日」では地獄からやって来た死神役を熱演
Netflixは27日(米国時間26日)、週間視聴時間グローバルTOP10(18~24日集計)を公式ホームページで発表した。日本のテレビ部門のTOP10は、先週初登場6位だった韓国ドラマ「再婚ゲーム」が1位を獲得。世界的に話題となっている同「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は2位を維持した。「再婚ゲーム」はグローバル非英語TVランキングでも1位の「ALBA」、2位の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」に次ぐ3位に上昇している。
「再婚ゲーム」は、愛ではなく条件を取引する上流層を顧客とする結婚情報会社「レックス」で繰り広げられる復讐(ふくしゅう)と欲望を描いたサスペンス。夫の不倫で中流階級層の主婦の座を失ったソ・ヘスンが自分の家庭を壊したジン・ユヒに復讐するために欲望のレースに飛び込むというストーリーだ。主演女優のキム・ヒソンはドラマ「品位のある彼女」「ナインルーム」「アリス」など数々のドラマに出演し“視聴率女王”と呼ばれている。4月1日からNetflixで配信された「明日」では、ピンク色の髪に真っ赤なアイシャドーという奇抜なメークで地獄からやって来た死神を演じ、華やかなアクションでも視聴者を魅了した。初のOTT作品となった「再婚ゲーム」では世界中の人々が共感を寄せる“人間の欲望”というテーマに魅力を感じ出演を決めたという。
キム・ヒソンは1977年6月11日生まれの45歳。身長168センチ。中央大学演劇科卒業。96年に第32回百想芸術大賞のテレビ部門新人演技賞を受賞後、98年にSBS演技大賞の大賞、MBC演技大賞の女性人気演技大賞を受賞してスターダムに。2012年に第20回大韓民国文化演芸大賞ドラマ女性最優秀賞、14年に第3回アジア太平洋スターアワード長編ドラマ女性最優秀賞を受賞するなど華々しい女優人生を歩んだ。
キム・ヒソンを“美人女優”とする逸話も数多くある。現地メディアによると、世界的デザイナーのアンドレ・キムが新人だったキム・ヒソンを見て「100年に1度出てくるかこないかの美女」と絶賛した言葉はキム・ヒソンの代表的な修飾語となった。香港のアクション俳優・ジャッキー・チェンは数多くの女優と演技をする中、「自分と演じた女優の中でキム・ヒソンが最も美人」と語った。ジャッキーの主演映画「THE MYTH/神話」(05年、香港・中国合作映画)がカンヌ国際映画祭で上映された際、朝鮮から迎える妃ユシュウ役でヒロインを演じたキム・ヒソンのもとへケイト・モスやヘレナ・クリステンセンなどのスーパーモデルを多数輩出したハリウッドの大御所マリリン・ゴティエが直接訪ねてきて「私は今日あなたを通して世界で最も美しい女性に会った」と話しかけ、プロフィールと写真を早く送るよう頼んだという。さらには、自身がゲイであることを公表し、「梨泰院クラス」ではパブの店長役を演じた俳優のホン・ソクチョンは普段めったに女性をほめないが、出演したバラエティー番組で「キム・ヒソンは15年前に見てきれいだと感じた」と話した。
デビュー30年を迎えたキム・ヒソンは13歳の娘を持つ母親になった。「再婚ゲーム」では家庭内の普段着姿からゴージャスなドレス姿まで披露するなど“変貌”する中年女性を妖艶に演じている。劇中の登場人物が仮面姿を見せているところが「イカゲーム」と似ており、今後ハマる視聴者が続出しそうだ。