格闘家の朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める、1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown5」は17日、都内で開催された。36歳の元プロボクサー・飯田将成が日本拳法出身の“ワンパンマン”ことにっけん君を18秒でKO。今大会がBreakingDownデビューとなった飯田は試合後、「ミドル級の顔になる」と宣言した。

　レベルが違った。かつてプロボクシングの日本ランカーだった飯田。開始してすぐにスピードのある左を当てあっという間にダウンを奪うと、にっけん君が立ち上がった後にもすぐに右、左、右と立て続けにヒットさせ2度目のダウンを奪い、試合を終わらせた。

　わずか18秒でのKO劇。未来を「面白いですね。これは。井土チャンピオンとやってもいいかもしれない」とうならせ、さらに視聴者からも「強すぎ」「これは誰も勝てんのでは？」「BreakingDown史上最強じゃないか」などと驚きの声が上がっていた。

　飯田は試合後のインタビューで「ちょうどパンチで決まってよかったです。KOはしたかったですね。30秒以内にはしたかったので、早くできてよかったです」と涼しい表情。さらに「応援メッセージありがとうございました。次、ミドル級の顔は自分になると思うので応援よろしくお願いします。またKOで倒したいと思います」と次戦を見据えていた。