那須川天心のボクシング転向に竹原慎二が言及、井上尚弥や武居由樹との比較も
ボクシングに転向する那須川天心について、元世界ミドル級王者・竹原慎二はどう見ているのか? 現WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人のYouTubeチャンネルに出演し、言及している。
デビュー戦の相手にも注目
ボクシングに転向する那須川天心について、元世界ミドル級王者・竹原慎二はどう見ているのか? 現WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人のYouTubeチャンネルに出演し、言及している。
「THE MATCH 2022」で武尊に勝利し、キックボクサーとしての有終の美を飾った天心のボクシング転向に竹原はまず「嬉しいね。無敗のまま他団体からきて、ボクシングでチャンピオンになったら盛り上がる」と目を細めた。
さらにデビュー後は「どういう風に世界チャンピオンの道を作るのか。5、6、7戦で(世界に)行かすのか、村田(諒太)くんみたいに、じっくりいくのか」と育成方針についても頭を巡らせた。
そして初戦の相手の話題の中で、京口からK-1出身でボクシングデビューから4戦4勝(4KO)の武居由樹の話を振られると、竹原はまだ長いラウンドを戦ったことがない点を指摘し、「武居くんもすごいけど、天心の方が素質もある」と断言した。
早くも世界バンタム級3団体王者“モンスター”井上尚弥との対戦がファンの中で期待されていることには「やっぱりそれは格が違う。尚弥くんでしょう。まだ早い」としつつも、「夢は持っていた方がいいよね」と続けた。
マッチメーク、育て方についても「あんな宝を、リスクのある選手とやらせて……。ほかの格闘技とは違って、ボクシングは1回負けたら商品価値が半分以下になる」とボクシング特有の文化にも言及していた。