7月11日に放送開始するフジテレビ月9ドラマ「競争の番人」（夜9時～、初回30分拡大）の制作発表会が東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われ、W主演の坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、寺島しのぶが出席した。

　同作は坂口が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉（こしょうぶ・つとむ）と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓（しろくま・かえで）が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」（宝島社）の原作者・新川帆立による最新刊「競争の番人」（講談社）。

　この日司会を務めたフジテレビの伊藤利尋アナウンサーは「バラエティに出たときもすごいチームワークだった」と出演者一同の仲の良さに太鼓判。すると、主人公2人の上司・桃園を演じる小池が「仲がいいかどうか、バラエティでバレますからね」とぼやき。

　さらに小池は「伊藤アナが司会するってすごいんだよ！」とほかの出演者に熱弁。「今年の新人アナが司会だろうと思っていたら伊藤さんだった。フジテレビの力の入れ方を感じた」と鼻息を荒くしていた。

　会見では坂口が作品の見どころを力説しながら「僕、ちょっといいこと言ってるな」と自画自賛し、小池が「あなた、本当に自分のこと好きだよね」とすかさずツッコむ一幕も。最後まで会見を盛り上げていた。