【RIZIN】礼儀正しい韓国人ファイター、深いお辞儀の理由は「昇侍選手が大先輩なので」
急きょ出場が決まった昇侍を寄せ付けなかった。ジヨンは3R、バックからの裸絞めで一本。失神した昇侍を介抱するスポーツマンシップも見せた。
「準備した通りにKOできてうれしいです」と笑顔
格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)RIZIN MMAルール、5分×3R、66キロ、第9試合
ヤン・ジヨン(韓国)が、朝倉海の代役としてリングに上がった昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)に3R1分46秒で一本勝ちした。RIZINデビュー戦だったジヨンはこれで5連勝。
急きょ出場が決まった昇侍を寄せ付けなかった。ジヨンは3R、バックからの裸絞めで一本。失神した昇侍を介抱するスポーツマンシップも見せた。
試合後の会見では「準備した通りにKOできてうれしいです」と笑顔。礼儀正しい礼が印象深いことを問われると、「昇侍選手が大先輩なので、深々とあいさつ(お辞儀)しました」と昇侍へのリスペクトを示した。
「キャリアの差を感じました」としつつも、初めての日本の試合には「韓国よりお客さんも多くて盛り上がって、興奮する雰囲気で喜んでいました」と充実感を漂わせた。
日本のファンからも喝さいを浴びたことに、「今日はみせたいものは10パーセントしか見せられなかった。今度はもっと見せたいものをみせます」と次を見据えた。