【RIZIN】7年ぶり復帰の43歳BJ、敗因は“過信”「いけるぞって。いったところに落とし穴が」

元修斗バンタム級王者で約7年ぶりの試合だったBJ(BJ MMA SCHOOL)が村元友太郎(ALIVE)に2R2分23秒のTKO負けを喫した。

BJ(右)は村元友太郎に2R2分23秒でTKO負け【写真:(C)RIZIN FF】
BJ(右)は村元友太郎に2R2分23秒でTKO負け【写真:(C)RIZIN FF】

「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」第5試合

格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)RIZIN MMAルール、第5試合、5分×3R、57キロ

 元修斗バンタム級王者で約7年ぶりの試合だったBJ(BJ MMA SCHOOL)が村元友太郎(ALIVE)に2R2分23秒のTKO負けを喫した。

 一瞬の出来事だった。ダウン直前、BJは村元の顎を完璧にとらえる左ストレートを2発当てていた。追撃しようとした瞬間だ。村元のカウンターを被弾しマットに崩れ落ちた。そのままパウンドを被弾し、試合が終わった。

 43歳のBJは第2代修斗バンタム級王者。今大会は2015年10月のVTJ沖縄大会以来だった。試合後の会見では「めちゃくちゃ悔しいです。負けてなにも思わなかったら最後だなと思っていたんですが。途中いけんじゃねって思ってからはダメになった。欲をかいちゃダメですね」と落ち込んでいた。

 7年ぶりの試合にブランクは感じていたのか。「調子は良かった、動きも良かった。村元とか堀口恭司みたいなスピードタイプはブランクがあるとダメになると思うんですけれど、僕みたいな寝技とかのパワータイプには関係ないですね」と振り返った。

 落とし穴はブランクを感じないことにあった。勝った村元にも「7年ぶりとは思えない。打撃は重い、ハンマーみたいだった」と言わしめたBJの敗因は過信だったと口にする。

「1Rから動けたことと、組んでからは俺の方が強いんじゃね。いけるぞって。積み重ねで過信しましたね。『ここRIZINだぞ』って、いけるって思って、いったところに落とし穴がありました」

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