【どうする家康】山田裕貴、地元・愛知が舞台の大河出演に喜びも「自分がちっぽけに見える」
2023年に放送されるNHK大河ドラマ「どうする家康」の取材会が1日、愛知・NHK名古屋で行われ、主演の松本潤、大森南朋、山田裕貴、松重豊、制作統括の磯智明氏が出席した。
本多忠勝役に「戦国最強の武将でないといけないのに大丈夫かなと思う」
2023年に放送されるNHK大河ドラマ「どうする家康」の取材会が1日、愛知・NHK名古屋で行われ、主演の松本潤、大森南朋、山田裕貴、松重豊、制作統括の磯智明氏が出席した。
「どうする家康」は脚本家・古沢良太が、新たな視点で誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。徳川家康を松本、その家臣・酒井忠次を大森、最強の戦国武将・本多忠勝を山田が、古参の家臣・石川数正を松重がそれぞれ演じる。
山田が大河ドラマに出演するのは「おんな城主 直虎」(17年)以来。当時はワンシーンのみの出演だったが、今作では家康の家臣団の一人として序盤から登場する。山田は「初めから参加させていただくのは初めて」と声を弾ませたが、「すばらしいキャストの皆さんと並んでいるのをモニタで見ると自分がすごくちっぽけに見えるし、戦国最強の武将でないといけないのに大丈夫かなと思う」と心中を吐露。それでも「家臣団の中で一番年下の設定。初々しさと成長する姿を見せたい」と前を向いた。
愛知県出身の山田にとって、今作はまさに“ご当地大河”。「僕の中では東京が戦場。名古屋から出て東京で頑張っていこうと思っていたので、愛知でお仕事するのは不思議な感覚」と地元での撮影に複雑な感情があることも明かした。
また、自身が演じる本多忠勝ゆかりの史跡もめぐったと言い、「結果、やるのは自分。どれだけあやかっても、画面の前に向かえば自分の表情や動きで見せていかないといけない。愛知は帰って休む場所だと思っていたけど、なかなか切り替えられなくて。いい意味でたかぶっています」と意気込んでいた。