根本美緒アナ、新日本建物の社外取締役就任 起用理由は「女性目線からのご意見も期待」
フリーアナウンサーの根本美緒(43)が28日、上場企業で総合不動産デベロッパーの新日本建物(本社東京・新宿区)社外取締役に就任した。同日開催の株主総会で承認され、根本が自身のインスタグラムで報告した。
女性著名人が続々と上場企業の社外取締役に就任
フリーアナウンサーの根本美緒(43)が28日、上場企業で総合不動産デベロッパーの新日本建物(本社東京・新宿区)社外取締役に就任した。同日開催の株主総会で承認され、根本が自身のインスタグラムで報告した。
「新日本建物の社外取締役に就任しました。人生初の株主総会に出席。緊張する中承認して頂きホッとしました」
「根本取締役」と書かれた写真もアップし、「就職活動以来ぶりに中に白シャツ入れました」「企業が気候変動を意識した経営を求められる中しっかりと貢献できる様精進します」とつづった。
根本アナは、慶大経済学部卒業後の2001年に東北放送にアナウンサーとして入社し、04年3月に気象予報士登録。05年1月にはフリーに転身し、内閣府の「クールアースアンバサダー」や環境省の「エコチル調査サポーター」などを歴任している。20年3月には上智大大学院地球環境学研究科(地球環境学専攻)修了し、同年9月から東大大学院の新領域創成化学研究科環境システム学博士課程に在学中。
同社は29日、ENCOUNTの取材に応じて、根本アナを社外取締役に起用した理由を説明した。
「弊社がSDGsへの取り組みを高める中で、東大の大学院で研究されている環境についての知見を生かしていただきたいと思っております。また、多様性の社会で女性目線からのご意見も期待しております」
根本アナは05年から10年に放送されたTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」のお天気キャスターを務め、知名度をアップ。プライベートでは、09年10月に7歳上の医師と結婚し、2女1男をもうけている。
また昨今は、女性著名人が上場企業の社外取締役になるケースが増えており、昨年2月に酒井美紀(44)が不二家、女優いとうまい子(57)が、昨年11月に不動産テック事業のタスキ、今年5月に学習塾TOMASなどを運営するリソー教育グループで就任。今月23日には、元TBSアナウンサーのフリーキャスター木場弘子(57)がJR東海の社外取締役に就任している。