井上咲楽「冷蔵庫は、昆虫でいっぱいです」魚の生命力にも興味「ごみを生かしている」
タレントの井上咲楽が29日、東京・渋谷区のユニクロ原宿店で行われたグローバルキャンペーン「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」の発表会に、スペシャルゲストとして出演した。
グローバルキャンペーン「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」発表会
タレントの井上咲楽が29日、東京・渋谷区のユニクロ原宿店で行われたグローバルキャンペーン「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」の発表会に、スペシャルゲストとして出演した。
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7月1日から31日まで、日本を含む欧米アジアで始まる国際的なキャンペーンで、店舗とオンラインストアで、商品購入で寄付ができる「買ってJOIN」と、ごみ問題について学習できる「学んでJOIN」を展開する。
昆虫食にはまっていることを公言している井上は「冷蔵庫は、昆虫でいっぱいです」と、ユーモアたっぷりにあいさつ。もうひとりのスペシャルゲストの岸壁幼魚採集家・鈴木香里武さんの魚の幼魚に関する話に耳を傾けた。
特に、幼魚が海洋ごみさえ利用して外敵から身を守っている話には興味津々の様子で「海の環境にとっては、ごみってない方がいいんですけど、魚はそれを生かしている。ごみは減らさなきゃいけない、全部取り除かなきゃいけないと思いつつ、(幼魚のサバイバル術に)温かな気持ちにもなりました。魚たちのすごい生命力を感じます」と納得の表情を見せた。
鈴木さんの「違う入り口から環境問題や海のごみ問題に興味を持ってもらって、(自然を)大切にしていかなければならないとなってくれたらうれしいなと思います」という提案にも大いにうなずく。
「私は栃木県の山どころ(の出身)なので、海に対するあこがれが強い。きょうはさらに、海の知らない視点が分かって、すごくためになりました。これからの季節、自然にジョインする人が増えると思うので、自分たちは地球の中にお邪魔しているんだっていうことを忘れずに、人間第一ではなく、ジョインという気持ちを持って関わっていきたいと思いました」と、自然との共生の大切さを訴えた。
発表会には、井上の所属事務所の先輩で、ユニクロのLifeWearスペシャルアンバサダーを務める女優の綾瀬はるかもビデオ出演した。
海洋ごみを減らすために、普段から心がけていることを「あまり余計なものを買わず、ひとつのものを長く大切に使うことです」と明かすと井上は「一人暮らしを始めるとき、母に一生使える鉄のフライパンをプレゼントされたことを、すごく思い出しました」としみじみ。長く使える逸品を選ぶ大切さをかみ締めた。