武尊が頭下げて一礼 ベルト返上シーンにファン感涙「泣けた」「もう1回戻って巻いて」
立ち技格闘技K-1のエース・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が27日、都内のホテルで記者会見を行い、休養することを宣言。また同時にスーパーフェザー級のベルト返上を明かした。
返上理由は「次の世代にバトンタッチしたい」
立ち技格闘技K-1のエース・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が27日、都内のホテルで記者会見を行い、休養することを宣言。また同時にスーパーフェザー級のベルト返上を明かした。
スーツ姿でベルトを肩にかけて会見に現れた武尊はまず「ファン、関係者、天心選手、全ての人たちに感謝したいなと思っています。ありがとうございました」と感謝を口にした。
注目される自身の去就については、傷ついた心身をリフレッシュさせるために「今回一回格闘家として歩みをストップさせたくなって、休養させていただこうかと」と休養を公表した。
途中、涙をぬぐう場面もあった武尊。さらに「負けてしまって、K-1の大将として背負わせてもらって、代表として戦ったつもりだった。僕はもうK-1を背負う資格はない。けじめとしてベルトは返上させてもらって、次の世代にバトンタッチしたい」とベルト返上を明言した。
そして会見の最後にはK-1の中村拓己プロデューサーに頭を下げ、ベルトを実際に手渡した。
会見はABEMAで中継されており、このシーンにファンからは「泣けた」「涙なしには見られないシーン」「もう1回戻ってきて巻いて」「武尊の人柄が出ている」「号泣です」「命をかけてとったベルト、辛すぎます」「悲しいけど、やっぱり絵になるなぁ」などと感動の声が上がっている。
初めてKrushのベルトを巻いたのが2013年。「1度もベルトのない日を過ごしたことがない。丸腰になることが10年ぶりなので、不安な気持ちあったんですけど、たくさんの人がかけてくれた言葉で決心することができた」と感慨深げにコメントした。