俳優の竹財輝之助が23日、フジテレビ系木曜劇場「やんごとなき一族」の最終話（30日、午後10時）で木曜劇場に初出演することが、分かった。

　原作は現在「Kiss」（講談社）で連載中の、こやまゆかり作の同名コミック。物語は、土屋太鳳演じる庶民の家庭から上流社会の一家に嫁いだ主人公・深山佐都が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻ろうされながらも、夫の健太（松下洸平）とともに真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”を描いている。

　竹財は、ドバイの大富豪で投資家のサイード役を演じる。ビジネスにおいて“誠実さ”を最重要視しており、信用できる相手には潤沢な資産を元に巨額の投資を行っている人物で、出演が決まった時「石油王！！と2度見しました（笑）。“やんごとなき”石油王を生きられるように必死でした」と笑顔で話した。

　撮影を振り返って「現場では圭一役の石橋凌さんがジョークで和ませてくださったり、土屋さん、松下さんが話しかけてくださったので比較的リラックスして居ることができたので助かりました」と回想しつつ、視聴者へ「やんごとなき一族がどういう結末を迎えるのかしっかり見届けていただきたいです。石油王サイードさんもついでによろしくお願いいたします」とメッセージを送った。