【THE MATCH】天心―武尊の「1つの時代は終わった」 YA-MAN節さく裂、今後は「群雄割拠の三国志」
19日に東京ドームで開催された格闘技イベント「Yogibo presents THE MATCH 2022」の一夜明け会見が20日、都内のホテルで行われた。芦沢竜誠を109秒で撃破したYA-MANら勝者が出席した。
一夜明け会見、MMAは「今年中にデビューしたい」
19日に東京ドームで開催された格闘技イベント「Yogibo presents THE MATCH 2022」の一夜明け会見が20日、都内のホテルで行われた。芦沢竜誠を109秒で撃破したYA-MANら勝者が出席した。
舌戦を繰り広げていた芦澤を1Rで仕留めて見せたYA-MAN。東京ドームで強烈なインパクトを残した26歳は試合を振り返り、まずはメインの2人への感謝を口にした。
「この舞台を作り上げたのは天心選手と武尊選手、2人がいなかったら成り立たなかった。この2人に感謝申し上げたい」
ここからがYA-MANらしかった。「ここで1つの時代は終わったのかなと思うんですけど、新たな時代の始まりでもある。項羽と劉邦の時代は終わったと思うんですけど、昨日、アンダーカードでたくさんの強い選手がいることを見せられた。個人個人が目立っていく時代。群雄割拠の時代というか、三国志というか、面白い時代になると思っています。役者がいっぱりいる時代なので、これからは面白い時代になると思っています」
春秋戦国時代の2人の英雄を天心と武尊になぞらえ、今後の格闘技界を群雄割拠の三国志時代と表現した。
そんな中でも「自分は変わらない。このまま、俺は俺。自分の色、勝手に出ちゃうのでこのまま行こうと思っています」と独自の道を進むときっぱり。
オープンフィンガーグローブにも挑戦したが、次なるチャレンジはMMAだ。PRIDEファイター長南亮氏に師事し、3月から練習を開始。「打撃は問題ないので、グラップリング中心に、デビューは今年中には1戦したい。大みそか? 年内ならどこでも」と意欲を見せている。
キックとMMAの二刀流で、YA-MANなりの天下統一を目指す。