格闘技のメガイベント「Yogibo presents THE MATCH 2022」（ABEMAで全試合独占生中継）は6月19日、東京ドームで開催される。18日は都内のホテルで前日計量が行われ、メインイベントで戦う那須川天心は57.95キロ、武尊は58キロで、ともに契約体重の58キロを下回りクリア。“世紀の一戦”へ準備が整った。

　計量はオープニングマッチから順次行われ、メインイベントの2人は最後に登場。まず武尊が計量台に上がると、リミットでクリア。そして天心も57.95キロでクリアした。その後はフェイスオフで約20秒間にらみ合った。

　天心―武尊は3分3R・延長1R。1ラウンド中に3回のダウンがあった場合、TKOとなるスリーノックダウン制。5名のジャッジによる5ジャッジ制を採用。延長ラウンドの採点は、延長ラウンドのみの試合内容でどちらか一方の選手を勝者とするマスト評価にて優劣を決する。

　つかみに関しては「攻撃が伴う瞬間的なもののみ有効とする」。相手選手の蹴りをつかんだ際には「瞬間的にキック、膝打撃、パンチのいずれか1発のみ有効」、相手選手の頭部をつかんだ際には「瞬間的に膝打撃が1発のみ有効」となった。これら以外の有効打、反則行為等の規定は「THE MATCH 2022キックボクシングルール」に準じる。

　当日計量（試合3時間前）も行われ、4キロ戻しまで認められている。