【インビジブル】ついに内通者「リーパー」の正体が明らかに ラストシーンに視聴者恐怖
俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第9話が10日に放送された。
内通者に手錠をかけていたはずが……「え?」「手錠とった!」
俳優の高橋一生が主演を務めるTBS金曜ドラマ「インビジブル」(午後10時)の第9話が10日に放送された。
(以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、高橋演じる刑事・志村貴文と女優の柴咲コウ演じる犯罪コーディネーター・キリコが異色のタッグを組む犯罪エンターテインメント。裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する“インビジブル”と呼ばれるキリコ。「警察が存在すら知らない凶悪犯“クリミナルズ”」の存在を明かし、これまでの未解決事件の情報を教える代わりに手を組むよう志村に取引を持ちかけた。しかし本物のインビジブルはキリコの弟・キリヒト(永山絢斗)だった。単なる“殺人コーディネーター”に成り下がったキリヒトのもとを去ったキリコは、弟の暴走を止めるため志村と共に立ち向かう。
3日に放送された第8話で、キリコは志村を守るためキリヒトのもとに戻ることを決断。志村はこれまで不仲だった監察官の猿渡紳一郎(桐谷健太)とタッグを組み、キリコを取り戻すため動き出した。
そんな中、キリヒトから警察に「ブラックフライデー」が案内される。海外のクリミナルズと提携し、金曜日に“暴れて”もらうという。阻止したければ、現在収監されているクリミナルズを釈放しろと要求。さらにキリヒトは、キリコと共に育った家でキリコの生態認証を使い保管庫の鍵を開ける。そこでインビジブルへの過去の依頼データを見つけると、「クリミナルズを解放しなければデータをばら撒く」と警察にさらに要求を突きつけた。データの中には警察上層部の依頼も入っていたのだった。
保管庫でガスを噴出させてキリヒトを眠らせたキリコは、駆けつけた志村と猿渡に「リーパーに気をつけて!」と忠告し、姿を消した。すると志村のもとにキリコからメールが入る。警察内部にいる内通者は「リーパー」であること、リーパーはキリコたちの育ての父である元祖インビジブルにクリミナルズとして雇われた過去があることが伝えられる。しかしリーパーは、依頼内容を超えた殺人や度を超えた暴力・残虐行為で、5年前に父から出入り禁止にされていた。キリコは「今も警視庁にいる」というリーパーの存在を突き止めるという。
キリコはキリヒトのパソコンを使い、各クリミナルズへのブラックフライデーの依頼をキャンセルする。その過程で、リーパーが志村の上司である捜査一課長・犬飼彰吾(原田泰造)を殺害していたことを知る。さらにリーパーは、3年前の通り魔事件により殺害された志村の後輩・安野慎吾(平埜生成)や、キリコたちの父の殺害も行っていた。キリヒトはリーパーについて、「僕の右腕」「彼の計画に穴はない」「彼は天才」と絶賛する。ブラックフライデーもリーパーの発案だと明かし、さらに「二重三重の策は仕込んである」と言う。キリコが調べると、警視庁爆破計画が進められていた。
警視庁内では、仕掛けられた爆弾の捜索が始まった。志村はここで、警察内部にキリヒトにつながる内通者がいることを明かす。そんな中キリコは、汚職警察官一覧の中身を調べ始める。犬飼が未成年の犯罪歴データを探していたことから少年犯罪データを調べると、当時11歳の猿渡が通り魔事件を起こしていたことが明らかに。猿渡は前歴を掘り起こされることを防ぐため、犬飼を殺していたのだった。
ついに内通者「リーパー」の正体が明らかとなり、SNS上では「えーー!そこなの?いやだーー!」「あぁぁぁぁ当時11歳……」「猿渡さん昔そんなことしてたの?」と驚きの声が。
キリコのもとに駆けつけた志村と猿渡。車から出る直前、志村は猿渡の手に手錠をかけてハンドルにつないだ。「今は誰も信用できない」と猿渡を車に残し、1人でキリコを探しに行く志村。しかしドラマのラストシーンでは、手錠が外れて空席になった運転席が。志村たちのもとへ向かう猿渡の姿が映し出された。SNS上では「え?」「手錠とった」「猿渡がいない!」「猿渡来たやん……」「こわいいい」と恐怖に怯えるコメントが続いた。