松本潤、「どうする家康」クランクインで意気込み 「この作品ならではの家康像を」
2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」主演の松本潤が、5日に愛知県内でクランクインした。
徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が描く
2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」主演の松本潤が、5日に愛知県内でクランクインした。
「どうする家康」は、徳川家康の生涯を、いま最も期待される脚本家の一人である古沢良太が新たな視点で描く。愛知県は物語の主な舞台の一つとなる。
収録は家康と名乗る前の、若き松平元康時代からスタート。ナイーブで頼りない元康が、いかにして天下統一までの道のりを歩むのか、注目だ。
松本潤のコメントは以下の通り。
「出演が決まってから、およそ1年半。所作や馬術などの稽古や、スタッフの皆さんとの打ち合わせを重ねてきて、『いよいよ始まったな』という感じです。初日は家康がまさに『どうする?』と揺さぶられるシーンでスタートを切りました。『なぜこんな重いシーンからなの?』と思うようなシーンでしたが、特に物語の前半、若き家康にとっては自分の思い通りにならないことばかり。憤り、悲しんで、悔しがる場面が続くと思います。
家康が周囲からプレッシャーをかけられたり、サポートされたりしながら多様な人間関係を築いていったように、僕自身もこれから1年以上の撮影の中で、共演者の皆さんとの時間を重ねつつ、丁寧に作品をつくっていきたいと思います。
そして、クランクインした愛知県は、戦国の世を終わらせた家康公にとって出発の地ともいえる場所です。東京から移動する時間が、さらに気持ちを高めてくれる感覚もありました。家康公という誰もが知る人物を演じるプレッシャーも感じますが、地域の皆さんからのパワーをいただいて、この作品ならではの家康像を表現していけたらと思います」