飯伏幸太の処分内容を新日本プロレスが発表 3か月の10%減俸、契約を巡りトラブル
新日本プロレスが6日、負傷のため欠場中の飯伏幸太について7~9月の3か月間10%減俸の処分を科すことを発表した。
大張高己社長も減俸処分に
新日本プロレスが6日、負傷のため欠場中の飯伏幸太について7~9月の3か月間10%減俸の処分を科すことを発表した。
飯伏は、自身のツイッターでこれまで自身の契約を巡る中で、団体内で対立していると見られる人物についてたびたび言及。15日には「突然の解雇宣言はなんだったのか。スマホ変えたばかりでまえは普通にはなしていたのになぁ懐かしい」などと解雇処分を受けたことも示唆していた。
5月27日に行われた会見内で新日本プロレスの大張高己社長は「飯伏選手は新日本プロレスの専属契約選手です。その根幹は新日本プロレスの試合に専念していただくということです」と前置きしたうえで、飯伏が3月4日に他団体の試合にセコンドで出場したことが相談の発端だと説明。話し合いを続けたとし、前日(26日)に飯伏と、木谷社長、大張会長の間で意見交換の場があったことからこの日の発表に至ったとした。
飯伏への処分については、無断での他団体出場は契約違反で、その後の内部のやり取りの公開も当該契約に反する行為だと説明したうえで、正式な処分については後日決定するとしていたが、その内容が6日に発表された。
処分内容として発表されたものは3つ。
・飯伏幸太選手:7~9月(3か月)の10%減俸(処分の理由:選手契約の違反)
・大張高己当社代表取締役:7~9月(3か月)の10%減俸(処分の理由:管理責任)
・当社担当者:7~9月(3か月)の10%減俸及び職務内容の変更(処分の理由:選手への不適切発言に基づく服務規律違反)
「ファンの皆様・関係各位には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、ここに改めましてお詫び申し上げるとともに、今後とも引き続き新日本プロレスを応援して頂きますようお願い申し上げます」とファンへの謝罪も添えた。