声優の高橋李依が4日、都内でおこなわれた劇場版「からかい上手の高木さん」（6月10日ロードショー）完成披露上映会に登壇。梶裕貴らと本作の見所を語った。

「からかい上手の高木さん」は「ゲッサン」（小学館）にて連載中、コミックスのシリーズ累計1100万部を突破した、山本崇一朗原作の青春コメディー。劇場版は、中学3年生になった高木さんと西片の中学最後の夏休みを描いた物語となっている。

　高木さんの声を担当する高橋は劇場版公開が直前に迫り、「率直な気持ちはうれしい。2022年にアニメシリーズの第3期が出ます！　とお話しした時は、映画も同じ年に公開されるとは思ってもいませんでした」とコメント。また、第3期の放送終了から3か月後の公開という点について、「ちょうどよく焦らされているというか、からかわれているなと感じがするスパンで見られるのが幸せだと思いました」と笑顔を見せた。

　西片の声を担当する梶は、劇場版の高木さんについて「高橋さんのお芝居と声が、等身大の中学生、少女らしい声色、雰囲気が出ていたので注目していただきたいです」と絶賛。ガッツポーズを見せた高橋は、「テレビシリーズを通して、高木さんは普通に等身大の女の子だと思うようになりました。からかい上手、そこはアイデンティティとして大切にしていますが、意外と普通。普通に気付いてほしいです」と、注目ポイントを明かした。

　また、劇場版のエンディング曲が4週間の週替わりとなっていることを発表。高橋は「エンディングの楽曲の違いで後味が変わると感じました。どれも高木さんの映画の後味になれるので、後味の違いを楽しむのもおすすめです」と語った。なお、1週目はI WiSHの名曲「明日への扉」のカバーとなっている。