【正直不動産】登坂とミネルヴァの因縁が明らかに 花澤の過去も判明「女というだけで…」

NHK総合で放送中のドラマ10「正直不動産」(毎週火曜、夜10時)の第9話「決戦!眺めのいい部屋」が5月31日に放送された。同作は「ビッグコミック」(小学館)で人気連載中の同名の原作コミックを主演・山下智久でドラマ化。不動産業界、そして家をめぐる人間模様を描く、痛快お仕事コメディー。

山下智久【写真:ENCOUNT編集部】
山下智久【写真:ENCOUNT編集部】

NHKドラマ10「正直不動産」第9話が放送

 NHK総合で放送中のドラマ10「正直不動産」(毎週火曜、夜10時)の第9話「決戦!眺めのいい部屋」が5月31日に放送された。同作は「ビッグコミック」(小学館)で人気連載中の同名の原作コミックを主演・山下智久でドラマ化。不動産業界、そして家をめぐる人間模様を描く、痛快お仕事コメディー。

「正直不動産」の主人公で登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下)は、“嘘もいとわない”セールストークで営業成績No.1を維持し続ける、やり手の営業マン。だが、ある出来事がきっかけで嘘がつけない体になってしまうという物語。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 登坂不動産の業績は、ミネルヴァ不動産の工作で悪化の一途をたどっていた。その裏には、ミネルヴァ不動産社長・鵤(高橋克典)と登坂不動産社長・登坂(草刈正雄)との数十年にわたる因縁があり、永瀬(山下智久)も否応なしに騒動の渦へと巻き込まれていく。そんな中、月下(福原遥)も、ミネルヴァ不動産の営業社員・花澤(倉科カナ)と富士山が見える物件をめぐって対峙することになる。

 執拗に登坂不動産を妨害するミネルヴァ不動産。永瀬はフリーの不動産ブローカーとしてさまざまな情報を持っている桐山(市原隼人)に鵤の過去をたずねる。天涯孤独だった鵤が引き取られた父親が地面師だったこと、その地面師騒動に登坂が関わっていたこと、そして登坂の協力で父が潜伏先で逮捕され、その後死亡したことを聞かされる。父を憎んでいた鵤は、自分が父を殺せなかった憎しみを登坂に向けているというのだ。

 そのころ、富士山が見える物件をめぐって対決していた月下と花澤。軍配は花澤に上がったが、2人は酒の席で意気投合。前職は施行管理者だったという花澤は「女というだけでとにかくなめられた」と回顧し、鵤に誘われたことで不動産業界に転身したと明かす。花澤は鵤の過去を認識しながらも「私にとっての恩人」だと話し、ミネルヴァ不動産を辞める意思がないことをあらためて口にする。

 花澤との戦いに敗れ、落ち込む月下。永瀬は「月下には月下のやり方がある」「月下は必ずいい営業になる。俺が保証する」と励ます。そんな中、登坂不動産の朝礼中に鵤が乱入。「もう限界ですよね。うちの傘下に入りませんか?」と登坂に迫るが、登坂は拒否する。

 最終回を前に、ミネルヴァ不動産社長の鵤、花澤の過去が明らかになった第9話。一方で、花澤との対決を経て月下も成長を見せ、頼もしい存在に。視聴者からは「次回が最終話なんてさみしすぎる」「ぜひ続編やってほしいなあ」「来週最終回とか……寂しい」とすでにロスに陥る声が上がっていた。

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