【みら10】暴力事件起こした西条、真相判明も衝撃の展開に視聴者「なんという悲運…」

木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)の第7話が26日に放送された。

村上虹郎演じる西条桃介【写真:(C)テレビ朝日】
村上虹郎演じる西条桃介【写真:(C)テレビ朝日】

西条を襲う悲劇に心配の声も「辛すぎる」

 木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)の第7話が26日に放送された。

(以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、木村演じる“生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾”が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく青春スポーツドラマ。かつてボクシングの強豪だった松葉台高校で4冠達成という輝かしい功績を手にした桐沢。しかしその後度重なる不運に見舞われ、今はピザ屋の配達で食いつなぎ、完全に生きる希望を失っている。そんな桐沢を再生させるため、ボクシング部時代の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は母校の前監督・芦屋賢三(柄本明)に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜てきした。桐沢は教員免許をいかして政治経済の非常勤講師となり、弱小部と化したボクシング部を指導することに。

 関東大会を目指すボクシング部は、急きょボクシング強豪校・京明との練習試合が決まる。桐沢自身が部員とスパーリングを行い、玉乃井竜也(坂東龍汰)、水野あかり(山田杏奈)、天津大地(阿久津仁愛)、友部陸(佐久本宝)が練習試合に出場できることになった。友部と同じバンダム級で、部内一の実力を持つ1年生・西条桃介(村上虹郎)は、友部が選ばれ自分が出場できないことに苛立つ。練習試合当日も会場に姿を現さず、上級生2人を殴るという暴力事件を起こしてしまった。

 事件が発覚し、練習試合は即中止に。さらにボクシング部は活動を停止させられてしまう。事件に加えこれまでの生意気な態度もあり、部員たちは西条に怒りを募らせる。しかし桐沢は、西条が上級生と一緒にいた1年生にだけ手を出さなかったことから、事実を知りたいと謹慎中の西条のもとを訪れた。西条の自宅は豪華なタワーマンションの高層階。飲食店を経営する父親は浮気三昧で離婚しており、母親は息子の様子に我関せず。桐沢がいるにもかかわらず、新しくできた恋人に会うため部屋を出て行ってしまう。桐沢が事実を聞き出そうとするも、西条は「ぶつかってきたから殴った」と言うだけだった。

 桐沢は上級生と一緒にいた1年生から話を聞く。すると西条は当初、ぶつかった後にすぐ謝っていたことが明らかに。いじめられている1年生を見て止めに入り、上級生の方から殴りかかってきたのだった。事実を知った桐沢と顧問の折原葵(満島ひかり)は、校長に報告。ボクシング部は活動再開できることになった。

 桐沢と折原は部員たちにも事実を伝えるが、玉乃井や水野は西条の復帰を快く思わない。桐沢は西条を受け入れるかどうか、部員たちだけで話し合うように指示する。西条の復帰に反対する玉乃井と水野。しかし友部は、西条がいじめを許せなくてけんかしたことに、「僕ちょっと感動してるんだよね。すごい奴なんだなぁって。だから僕は桃介を許したい」と語る。そこに話を聞いていた西条がやって来て、まるで何事もなかったかのように振る舞う。素直に謝ってきたら受け入れようと思っていた部員たちは、西条の態度を非難し、これまでの不満をぶつける。怒りが止められない西条は退部を決断した。

 部を去り学校を出た西条は、突然頭痛におそわれ倒れてしまう。桐沢たちによって病院に運ばれた西条は、上級生とのけんかの際に頭を打ち、外傷性くも膜下出血だったことがわかる。さらに脳動脈瘤があることも明らかになり、医師からボクシングを続けることは「無理」だと宣告された。

 不器用な西条の態度にSNS上では、「西条めっちゃいいやつじゃん……。ただ素直になれないだけなんだよな」「西条くんの暴力事件の本当の理由が分かって良かった。生きるのが下手くそなヤツ」といった声が挙がっている。また同じバンタム級のライバル・友部が西条の行動を認めたことに、「友部君は弱い者の気持ちがわかるから、西条君の行動の価値がわかる」との声も。脳動脈瘤の発覚に、「西条くんもうボクシングできないの?何か辛すぎる」「なんという悲運……」「西条くんも桐沢コーチの若い頃と同じようなことになっちゃった」と心配する声も見られた。

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