ダイアモンド☆ユカイ、空港職員への“炎上投稿”を改めて謝罪 続く誹謗中傷も明かす
歌手のダイアモンド☆ユカイがインタビューに応じ、彼を見守ってきたファンを落胆させてしまった今年1月に起きたSNSの炎上投稿について語った。
1番厳しく見守ってくれた“俺の妻”に救われた
歌手のダイアモンド☆ユカイがインタビューに応じ、彼を見守ってきたファンを落胆させてしまった今年1月に起きたSNSの炎上投稿について語った。(取材・文=福嶋剛)
事の発端は今年1月7日のユカイのツイッターの投稿だ。子どもたちを連れて大阪の伊丹空港で10分前の搭乗時刻ギリギリになってしまい、急いで手続きを進めようとした空港職員の対応に「ちょっとやり過ぎだろ!!」という言葉を使って不満を漏らした。遅れたことを棚に上げた自分よがりの言葉と受け取られるこの投稿はネットニュースやSNSで瞬く間に拡散され、彼の振る舞いに憤りを感じたコメントであふれ返った。翌日、ユカイの妻に猛省を促されたことをブログで伝え、さらにその翌日、直筆文で正式に謝罪した。
――ユカイさん、この件はどんな理由があろうとユカイさんの味方に付くことはできません。ぶり返してしまいますが直接ユカイさんからお話をお聞きしたいと思います。
「やってはいけない行動や言ってはいけない身勝手な言動をSNSに投稿してしまったことは事実でね、ご迷惑をお掛けした方々だけでなく、今までこんな俺でも温かく見守ってくれたみなさんに大変不快な思いをさせてしまい、あらためて申し訳ないという気持ちです」
――あの一件のあと、直接関係者に謝罪をされたとお聞きしました。
「そう。あの後、空港関係者の方に謝罪をして関係者の方々は『気にしないでください』って言ってくださってね。本当に温かく対応してもらったんだけど、反省を込めてツイッターを1か月止めて、あらためて応援してくれている人たちにどんな発言を心がけるべきか考え直してみたんだ。それで、これまでのように自分勝手に投稿することは2度としないと誓って再開させてもらったんだけど、今はこれまで通り、伊丹空港さんにもお世話になっているし、当然だけど今まで以上に空港に限らず常に周りの気配りや感謝を忘れないような行動を心がけている」
――奥様からは今でも厳しく叱られているようですが。
「俺のことを1番厳しく見てくれるパートナーだからね。妻に救われたよ。感謝している」
――その一方で、この件からエスカレートしてユカイさんへの誹謗中傷が続いているとお聞きしました。
「今もテレビ番組に出演すると『なんでアイツを出すんだ』っていう抗議のメールやFAXが届いているみたいで、各所にご迷惑をお掛けしちゃっていてね」
――ご自身がまいた種とは言え、それは辛いですね。
「もちろん原因は俺にあるから俺自身は仕方ないんだけど、周りの方に迷惑をお掛けしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。2度とあんなことがないように応援してくれるファンはもちろん、子どもたちや妻のためにも今回の件を教訓に初心に戻って頑張っていきます」
□ダイアモンド☆ユカイ 1962年3月12日、埼玉県大宮市生まれ。86年、ロックバンド「RED WARRIORS」のボーカルとしてデビュー。日本武道館、西武球場でのライブを成功させ89年に解散、ソロに。俳優としては88年、日米合作映画「TOKYO POP」でデビューし、映画「弾丸ランナー」やミュージカル「ミス・サイゴン」などに出演。タレントとして多くのバラエティー番組で活躍。2009年、一般女性と再婚。無精子症と判明し不妊治療を行い2男1女に恵まれたことから、男性不妊の啓発活動も熱心に行っている。
○オフィシャルブログ「ユカイなサムシング」
https://ameblo.jp/diamondyukai/