地味だった“リケジョ”が衝撃の垢抜け姿 激変メイクで話題の人気YouTuberゆきりぬの転機とは

「リケジョ」だった地味な大学生からYouTube登録者数100万人超えの人気インフルエンサーとなったゆきりぬ。垢抜けメイク術を配信し話題となっている。

垢抜けメイク術を語るゆきりぬ【写真:ENCOUNT編集部】
垢抜けメイク術を語るゆきりぬ【写真:ENCOUNT編集部】

地味な学生時代から垢抜けメイク術が話題

「リケジョ」だった地味な大学生からYouTube登録者数100万人超えの人気インフルエンサーとなったゆきりぬ。垢抜けメイク術を配信し話題となっている。(取材・文=竹之内梨佐)

 ファションやメイクよりも学業優先だった学生時代。かわいいを目指そうと思ったきっかけについて明かす。

「周りのインフルエンサーの子たちがかわいくてキラキラしていて、自分もやってみたいと思いました。実は、中学生くらいまで子役をやっていて、Seventeenのオーディションを受けたんですけど、落ちたら子役としてのお仕事を最後にしようと思っていたんです。最終審査まで進んだんですけど不合格で、芸能の道は向いてないと思って、学業に励む道を選びました。その時の真面目なイメージがずっと付いていたと思うのですが、勇気を振り絞って自分のなりたい姿になろう、と思ってメイク&ファッション研究をしましたね」

 メイクに挑戦をしていくうちに手応えもつかんだ。「アイプチと眉アートに挑戦してコンプレックスがなくなったんです。もっとやってみようと思って、アイメイクにも力を入れ始めました」。メイクの力でイメージを変えることに成功したことで自信をつけていった。

 すぐまねできる垢抜けメイク術として、「目元の野暮ったさを消したいときはアイプチがおすすめ」と提案。「あとは、眉毛は印象が変わるので、整えるだけで違うし、手入れをしていることが見えるだけでも違う。初心者の方だと、マスカラでバサバサになったり、アイラインを濃く描いてしまったりするので、バランスが大事です。自分の顔を分析して、ツリ目だけどタレ目になりたかったら、アイラインを長く引いてみたり、鼻が気になるなら、シェービングしてみたりするだけでバランスが変わります」。

 現在日本では、韓国メイクがはやっている。韓国メイクは「ナチュラルで美人に見せるメイク。アイシャドーも薄めでマット系のものにラメをのせるイメージ。韓国アイドルは日本寄りでふわっとした感じがあってナチュラルに幼い感じ」と説明した。

 続けて、日本のZ世代のメイクについて、「昔よりメイクが濃くなった印象。実生活で人に会うためのメイクではなく、写真で盛れるためのメイクに特化していますね。涙袋も茶色のアイシャドーで描いて、ハイライトでぷっくり。まつげもマスカラを塗った後にピンセットで束を作っていたりしていて盛れるメイクを大事にしていますね」と分析した。

 これからメイクで人生を変えてみようと思う人へもメッセージ。「足を踏み出してしまえば、良いと言ってくれる人がいる。やってみて似合うか似合わないが分かります。失敗した先に自分に似合うものが見つかり、理想に近づくことができると思うので、人生後悔しないように、楽しい人生を送るためにも恐れずに挑戦して欲しい」と呼びかけた。

 垢抜けメイクで激変したゆきりぬ。彼女のように理想の自分を目指してメイクで人生を変えようとしている人に勇気を与える存在かもしれない。

□ゆきりぬ(ゆきりぬ)1992年10月3日生まれ。横浜国立大学理工学部在学中にニコニコ生放送でゲーム実況を主とした顔出し配信を開始。その後YouTube配信を開始し、2019年には登録者数100万を突破。22年3月にはアパレルブランド「cyun%」をオープン。4月にはスタイルブック「今日の私が一番好き!!!」(宝島社)を発売した。

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