MBS／TBSドラマイズム「明日、私は誰かのカノジョ」（毎週火曜、MBS：深夜0時59分～、TBS：深夜1時28分～）の第5話が10日深夜に放送された。それぞれ違ったコンプレックスや悩みを抱えている5人の女性が「レンタル彼女編」「パパ活編」「整形編」「ホスト編」と各章で主人公となって物語が進む、をのひなおによる同名コミックが原作。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　光晴（福山翔太）にレンタル彼女の仕事をしていることがバレてしまった彩（宇垣美里）。そんな彩に、以前雪とコスメの買い物デートをした翼（ゆうたろう）から予約が入る。「かわいくなりたい」と言う翼にメイクを教えるうちに、彩は初めて整形したときの自分を重ねる。

　一方、光晴は彩に隠し事をせず真実を話してほしいと告げ、2人は話し合いの場を持つことに。彩は「うそ偽りなく話す」と、サバを読んでいること、コールセンターでは働いていないこと、整形を繰り返していることを告白する。光晴は「顔も偽物？」「整形は努力じゃない」と言い放つが、彩に整形前の画像を見せられると黙ってしまう。そのころ、客から裏引きしていることがバレてしまい、彩は店をクビに……。

　過去のコンプレックスから異常なまでに美しさにこだわる彩が、整形を施した顔を「偽物」と切り捨て、理解しきれない光晴を残して立ち去るシーンが印象的だった第5話。視聴者からは「人は見た目じゃないって言ってもいろんな意味で見た目は影響するよね」「分かり合えない世界線って絶対にあるんだよなって」「本気のコンプレックスや事情は受け止めてほしい時もあるよ」と彩に寄り添う声が多く寄せられていた。