TikTokで人気の小説「僕君」「君僕」が今秋アニメ映画化 別々の世界が交差点でつながるビジュアル公開
累計発行部数28万部を突破し、TikTokで話題を呼んでいる乙野四方字(おとのよもじ)による小説「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」(ハヤカワ文庫)がアニメーション映画化され、10月7日に2作同日公開される。
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」がアニメ映画化
累計発行部数28万部を突破し、TikTokで話題を呼んでいる乙野四方字(おとのよもじ)による小説「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」(ハヤカワ文庫)がアニメーション映画化され、10月7日に2作同日公開される。
同作は、“並行世界”を行き来することができる世界の同じ名前の2人の少年がそれぞれの世界で1人の少女と恋に落ちるラブストーリー。それぞれの物語が独立していながらも、2作を読むとふたつの世界が絡み合い交差して、お互いがお互いの世界を支え合っていることに気づく、斬新な設定になっている。
そんな斬新な設定かつ、切ないラブストーリーが交差する2作品を、タツノコプロ内で立ち上げた新スタジオレーベル「BAKKEN RECORD」と、日本を代表する制作スタジオ「トムス・エンタテインメント」が描く。
13日に解禁されたプロジェクトビジュアルでは、別々の世界が交差点で一つにつながる様子が、プロジェクトPVでは“選ばなかったもうひとつの世界”を生きるどこか似ている“僕”と出会う“君”が描かれている。
原作者の乙野はコメントを発表。「2作同時公開のこの映画は、どちらから観てもよい作りになっており、観た順番で感じ方が大きく変わると思います。どちらから観るか、一度しかできない選択をぜひ楽しんでください」と呼びかけ、「あなたとは逆の順番で観た、並行世界のあなたのことを想像してみてください。逆の順番で観た人と感想を語り合ったりするのも面白いかもしれません。この夏、再び生まれる新しい並行世界の物語を、どうか見届けてあげてください」と作品をアピールした。