【HATASHIAI】“会津の喧嘩屋”久保田覚、今度は赤汁王子を撃破! メインマッチに会場は熱狂

メインイベントでは“会津の喧嘩屋”久保田覚が、今大会主催者の赤汁王子に判定勝ちを収めた。

勝利した久保田覚【写真:山口比佐夫】
勝利した久保田覚【写真:山口比佐夫】

「HATASHIAI vol.27新“力”の季節!」第28試合

アマチュア格闘技イベント「HATASHIAI vol.27新“力”の季節!」(2022年5月7日、バトゥール東京)“異業種格闘技戦”キックボクシング、2分2R

 メインイベントでは“会津の喧嘩屋”久保田覚が、今大会主催者の赤汁王子に判定勝ちを収めた。

 荒々しさの中にもテクニックの向上が見えた。入場から殺気を隠せてない久保田。それに答えるかのように会場のボルテージが上がった。

 1R、久保田は右ミドルキックを徹底的に放っていった。バチンと鈍い音が会場に響き渡る。赤汁の左わき腹は赤みを帯びていった。2Rには赤汁の右ストレートを何度も被弾。それでも、もらってからが真の“喧嘩屋”だ。不敵に笑うと右ミドルキック、フックでラッシュ。気合いをみせた。

 2Rでは決着がつかず、延長Rへ。久保田は最後までキックで攻め続けた。試合を決めたのは初めて披露した「膝」。赤汁のボディーを完全にとらえ、相手の動きを止め、戦意を奪った。

 メインだけあって会場は大盛り上がり。試合を終えたばかりのゆたぼんも身を乗り出して熱い視線を送った。

 試合後、久保田は「試合はなめちゃいけないと思いました。楽しかったですよ。こういうの好きなんで、今日はありがとうございました」と息を切らしながらコメントした。

 久保田は昨年11月の「朝倉未来1000万円企画」にオーディションから参戦。わずか数秒で一蹴されるも確かな爪あとを残した。その後、3月に行われた1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown」第4回大会ではメインカードで登場。“青汁王子”こと三崎優太氏に勝利を収めていた。今回はそれ以来、47日ぶりという短期間での試合だった。

「HATASHIAI」は2016年にホリエモンこと堀江貴文氏のオンラインサロンで生まれたバラエティ格闘技イベント。安全面に徹底配慮すべく、HATASHIAI独自のルールや競技種目を作っている。堀江氏はアドバイザーを務めている。

次のページへ (2/2) 【写真】相手ボディーを破壊した右ミドルキック
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