YOUのあふれる“BTS愛”「私がジョングク氏のルックスだったら努力絶対にしない」断言
韓国の7人組ボーイズグループ・BTSを8時間15分にわたって特集したNHK-FM「今日は一日BTS三昧(ざんまい)」が1日に生放送されパーソナリティーを務めた同局の武内陶子アナウンサーやゲストのタレント・YOUらが“BTS愛”を語った。
「BTSの曲で進撃できた」更年期障害告白の武内陶子アナが告白
韓国の7人組ボーイズグループ・BTSを8時間15分にわたって特集したNHK-FM「今日は一日BTS三昧(ざんまい)」が1日に生放送されパーソナリティーを務めた同局の武内陶子アナウンサーやゲストのタレント・YOUらが“BTS愛”を語った。
番組の第1部(午後0時15分~同6時50分)冒頭でBTSの楽曲「DNA」が紹介されると、武内アナは「カッコいいですよね」と喜びながら「(動画の)ジミンちゃん、アップがポイント」と推しポイントを指摘するリスナーからの便りをノリノリで読み上げた。デビュー当時からBTSのイベントの司会を務めた進行のラジオDJ・古家正亨氏から「ラジオをお聴きの方は『あの武内さんですよね?』と思ってると思うんですけど…」と意外な素顔にビックリすると、武内アナは「2018年からARMY(BTSファンの総称)しております。(楽曲の)どこでだれが歌っているのか今聴きながら本当に分かるようになって自分の成長を感じておりました」と告白。古家氏は「NHK代表でいらしてますが、ARMYでもありますので皆さん、ご安心ください」と笑いを誘った。
武内アナはこの日、自身が作成した“JIMIN推しTシャツ”を着込んで出演するという力の入りよう。昼からの第1部ではメンバーを個別にピックアップするコーナーがもうけられ、JIMIN、J-HOPE、V、JIN、JUNG KOOK、SUGA、RMの順でタイムテーブルが組まれた。武内アナが「推しメンバーのここがいいのよ~とキュンポイント、魅力をたくさん教えてください。音楽、ファッション、パフォーマンス、“筋肉”、なんでもOKです」とリスナーに呼び掛けると、古家氏は「“筋肉”って原稿に入ってませんよね」と爆笑。武内アナは「ちょっと付け足してみました」とお茶目に笑った。また、自らジミンのファンであることを告白し、「ギャップがね~。何ですかね、あの感じ。ジミンちゃんは釜山出身。ときどき釜山なまりがバラエティーで出てくる」と紹介すると、古家氏は「情報細かすぎる」と再び爆笑していた。メンバーのV(愛称テテ)のコーナーでは武内アナが古家氏に「どんな香り?」とたずねる場面があり、古家氏は「Vさんに関しては汗の香りがまったくしないんです。汗がものすごく透き通ってるんですよ。富士の名水くらい透明感がある。花の香りですね。花そのものです」と印象をユーモラスに語った。
一方、古家氏はBTSの初期の楽曲「2 COOL 4 SKOOL」(2013年)について「このアルバムが出た2013年のK-POPシーンはフックソング主流で、歌詞にそこまで意味を持たせず耳に引っ掛かるようなフレーズ中心に曲を回すのがはやっていた時期なんですよ。そんな時期にヒップホップのアイドル・防弾少年団としてデビューしてしかも10代、自分たちの同世代の心の叫びの代弁者として音楽を奏でるというのは当時としては極めて珍しく、当時の主流とはズレていた。こういう時代にこういうことをやるアーティストが出てきたんだと(音楽業界が)驚いたんです。この頃から一緒にお仕事しましたが、ステージでは足から出る音が遠く離れているところに響いてくるような力強さがあった。自分たちはこれから音楽シーンに“防弾少年団”という音を高らかに鳴らしてやるぞという気合が感じられたのを思い出しました」と懐かしそうに振り返った。
武内アナは「Attack on Bangtan/進撃の防弾」がかかると「更年期障害とかで大変な頃に毎日仕事行くのいやだなぁ、と渋谷の駅から上がった時から進撃を始めるわけですよ。これ本当に歩けるんです。(NHKに)着いた頃には元気になっている」と同曲が元気の源になっていたことを明かした。ネットには「武内アナの更年期障害の話が深すぎる。進撃の防弾! その気持ち分かります」「武内陶子さんの更年期を救ったBTS。分かる」といった反響の声が上がった。武内アナは4月16日放送のNHKスペシャル「#みんなの更年期」の番組インタビューに登場。5年ほど前に突然、首から上が熱くなる「ホットフラッシュ」の症状に苦しみアナウンサーを辞めようと思った日があったことを打ち明けていた。
同番組には歌手の坂本美雨、女優の西田尚美、タレントで女優のYOU、タレントの内村光良、同・塚地武雅らBTSファンの芸能人が多数出演。YOUは「BTSのファンになった入り口が特にJUNG KOOK(ジョングク)氏。私は産んだ気にもなっているというか。グク氏はうちの息子とタメなんですよ」「歌もダンスも上手。努力をしているグク氏は私と真逆。私は本当に怠けるだけ怠けたい人間なんです。私がジョングク氏のルックスだったら努力絶対にしない方向なんです」「産んだのに好きみたいな、なんかおかしなぐちゃぐちゃになってる。何をしてくれてるんだろうって。男の子が青年になった。うれしいやら困るやらドギマギですよね」などと切ない胸の内を次々と明かしスタジオは爆笑に包まれた。
番組終了後、塚地は自身のTwitterに「めちゃくちゃ楽しかったー! ARMYリスナーの皆さんのコメント読んで分かる分かるの共感の嵐でした」と書き込んだ。一夜が明けた2日、リスナーからは「幸せ過ぎた。やっぱりBTSは最高ですね。毎月特集して欲しい」「古家さん、武内さん、ゲストの方々がラジオの向こうでバンタン愛を熱く語ってる姿が目に浮かんで聴きながらうなずきっぱなしでした」「巨大なアミ会してるみたいで楽しかった」「昨夜はたくさんの感情に出会い幸せな時間でした。長くバンタンを応援したいから、改めてLOVE MYSELFを大事にしていきたいですね」「ラジオなのにライブにいるみたいな気持ちになれました。ARMYで良かった」「昨日はBTS三昧を聴きながら改めてバンタンとの出会いがいろいろと支えになってくれていると思えた時間でした」などの声がSNSに続々と寄せられている。
第2部(午後7時20分~同9時)ではリスナー投票による「“あなたの運命を変えた”BTS ソング」のランキングを発表。結果は以下の通り。
1 Dynamite
2 Answer:Love Myself
3 Spring Day
4 Butter
5 Magic Shop
6 Stay Gold
7 ON
8 FAKE LOVE
9 Boy With Luv
10 Permission to Dance
11 IDOL
12 Lights
13 Euphoria
14 So What
15 DNA
16 Pied Piper
17 MIC Drop
18 Blood Sweat & Tears
19 Friends
20 DOPE