黒島結菜がヒロインを務めるNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」（月～土曜、午前8時）。第3週では成長した主人公・比嘉暢子（黒島結菜）や長男・賢秀（竜星涼）、長女・良子（川口春奈）、三女・歌子（上白石萌歌）が登場し、物語が本格的に動き始めた。賢秀のけんかの相手が暢子が就職する予定だった会社の社長の息子だったりと、暢子の就職がすんなりといかず先行きが気になる。5月2日から始まる第4週の見どころを探った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると、暢子（黒島結菜）は決まりかけていた就職を断り、気ふさぎな日々を過ごしていた。だが、そんな時に料理の腕を見込まれて、料理部に助っ人を頼まれる展開に。賢秀は、家族のために一獲千金を夢見てチャンスを探していた。良子は友人・石川（山田裕貴）への思いがなかなかうまくいかず、歌子は音楽教師・下地（片桐はいり）から逃げ回る毎日、という展開とされる。

　沖縄で生まれ育った暢子が西洋料理のシェフを目指して修業し、やがて沖縄料理店を開くために奮闘する姿が大きな柱となる作品。暢子が料理部に助っ人を頼まれる展開は、いよいよ料理の腕前が発揮されるのか、どんな沖縄料理が登場するのか、などと期待してしまう。

　また、一獲千金を狙う賢秀には、それが何か大きな失敗につながる気配を感じる。良子の石川への思い、下地から逃げ回る歌子も気になる。4兄妹それぞれのドラマがどう視聴者の心を動かしてくれるのか注目したい。