コロナ不倫、探偵が明かす“トンデモ実態” 在宅で「ちょっと走ってくるね」は要注意
コロナ禍で探偵事務所が大忙しだという。外出自粛、リモートワークの普及により、夫婦間のストレスは爆発寸前。そのはけ口として「コロナ不倫」が急増しているというのだ。実態はどうなっているのか。全国80店舗を展開する大手探偵事務所シークレットジャパンの栗村崇会長(49)に聞いた。
次々と暴かれる裏切り行為 マッチングアプリ被害も激増
コロナ禍で探偵事務所が大忙しだという。外出自粛、リモートワークの普及により、夫婦間のストレスは爆発寸前。そのはけ口として「コロナ不倫」が急増しているというのだ。実態はどうなっているのか。全国80店舗を展開する大手探偵事務所シークレットジャパンの栗村崇会長(49)に聞いた。
栗村さんは、コロナ禍による業務への影響についてこう話す。
「相談の依頼は増えていますね。不況は関係ないかなと思います。『コロナ不倫』という言葉ができたくらい、不倫が増えていますから。あとはマッチングアプリ系の被害が鬼のように増えましたね。パパ活もコロナになってから盛んです。その女性たちは働き口がなくなった。どこで収入を得ようかと考えたら、出会い系、パパ活系になったのかなと思うんですけども、だまされる男性も非常に多い。実際、僕が担当するだけで被害総額は1億あります」
不倫・浮気の調査が全体の8~9割という同社。調査依頼は主に女性からで、探偵の張り込みなどによって、夫の裏切り行為が続々と暴かれているという。
コロナ流行中は外出自粛が呼びかけられ、人の動きは制限された。自宅で在宅勤務するか、出勤しても会社との往復にとどめる人が多かった。
そのような中、どのように不倫や浮気相手を見つけているのか。
「会社ですね。社内不倫が一番増えました。家でもやることないですし、その間、飲み屋さんもやっていない。近場で相手を見つけるというのが主流になったと思います」
もう一つはマッチングアプリだ。自宅にいながら、スマホをいじれば手軽に相手を見つけることができる。しかし、こちらは、詐欺のような被害相談が相次いでおり、栗村さんは「マッチアプリングでだまされた人が急増中です」と注意喚起する。
「被害者は男性がほとんどですね。マッチングアプリで出会って300万近く取られたり、そんなのばっかりです。『学費が払えないのでお金を貸してください』『親が…』みたいなのから始まったり、いろんな理由をつけてきます。台本があると思うくらい本当にすごいですよ。そのだまし取ったお金で、別の男性といいマンションに住んでいますから。女性の被害者からは『マッチングアプリで妊娠させられた。逃げた人を探してください』という相談もあります」
不倫や浮気の場合、探偵はどのように“証拠”を突き止めるのか。栗村さんは「コロナになって浮気が分かりやすくなったんですよね」と断言する。