兒玉遥「何、この動きは?」 アイドル時代未経験のフラダンスに驚愕、2年ぶり舞台で挑戦
元「HKT48」で女優の兒玉遥(25)は、今年3月に“YouTubeデビュー”を飾った。自ら動画編集を担当し、激辛料理チャレンジやメイク動画、地元・博多ぶらり散歩など、多様なコンテンツ配信に取り組んでいる。女優業では、出演を控えている舞台「フラガール-dance for smile-」でフラダンスの意外な難しさに驚いたという。充実した現在の活動について教えてもらった。
激辛ペヤングを食べながら号泣も 「女性や若い世代の方々にもアプローチしていきたい」
元「HKT48」で女優の兒玉遥(25)は、今年3月に“YouTubeデビュー”を飾った。自ら動画編集を担当し、激辛料理チャレンジやメイク動画、地元・博多ぶらり散歩など、多様なコンテンツ配信に取り組んでいる。女優業では、出演を控えている舞台「フラガール-dance for smile-」でフラダンスの意外な難しさに驚いたという。充実した現在の活動について教えてもらった。(取材・文=吉原知也)
アイドル時代に頑張り過ぎたことから双極性障害(躁うつ病)にかかり、約2年の休養を経て復活。19年から女優をメインとして再スタートを切っているが、今春に新たな“肩書”を手に入れた。YouTubeチャンネルの開設だ。
「自己発信の場を増やしたいなと思って、始めました! 動画の方が、人間性を含めて自分の伝えたいことがはっきり伝わるのかなと思い、自分自身も楽しんでできるかなと。まずはいろいろやってみようの精神でチャレンジしています」と笑顔を弾ませる。
モーニングルーティンや美容・メイク紹介だけでなく、思い切った挑戦も。激辛のペヤングを食べながら号泣。1人暮らしをするための初めての物件探しのドキュメンタリー風動画もアップしている。「YouTuberさんの動画をいっぱい見て、企画の参考にしています。まだ探り探りの部分があるので、今後どのような方向性になるのかを見守っていただければありがたいです」
編集作業はほとんどを自ら行っている。商品紹介のテロップやナレーションなど情報量が多く、作業が煩雑なメイク動画であっても、時間をかけての作業をいとわない。「難しさもあるのですが、小さい頃からものづくりが好きで、オリジナリティーのあるものを作ることは頑張れるんです。むしろ没頭しています。メイク動画はすごく大変なので、美容系YouTuberさんは本当にすごいと思います」と実感を込める。これからやりたいことについては「1人旅やソロキャンプ、それに、コラボ企画もやりたいな。コラボについては着々と準備を進めているんですよ。アイドル出身ということもあって、私のファンは男性の方が多いのですが、YouTube発信を通して新しい方にも興味を持っていただけたら。女性や若い世代の方々にアプローチしていきたいです」と目標を語る。
女優としてもさらなる輝きを放つ。2022年に公開予定の映画が4本あり、うち2本は主演を務めている。「もっともっとお芝居をしている私の姿を見てもらいたいと思っています。作品の中で存在感を出せるような女優を目指しています」。これまでやったことのない役柄への意欲も高く、医師やシングルマザー役にも挑戦したいそうだ。