川村ひかる、夫に用意した食事がそのままに… 「虚しさ」から始まった「作らない」新習慣
グラビア、バラエティー番組を中心に活躍を見せ、現在は女性の健康や妊活をサポートするための活動に取り組むタレントの川村ひかるさん(42)。5歳長男の子育てと仕事の両立に励む中で、「仕事のある日に家族のお弁当や食事を作るのをやめた」という。夫婦円満になるためでもある決断の理由とは。目指す女性像についても教えてもらった。
仕事の日に家族の弁当・食事作りを「やめます!宣言」 目指す女性像も明かす
グラビア、バラエティー番組を中心に活躍を見せ、現在は女性の健康や妊活をサポートするための活動に取り組むタレントの川村ひかるさん(42)。5歳長男の子育てと仕事の両立に励む中で、「仕事のある日に家族のお弁当や食事を作るのをやめた」という。夫婦円満になるためでもある決断の理由とは。目指す女性像についても教えてもらった。(取材・文=吉原知也)
我が家の主人はコロナ禍にあまり関係なく在宅ワークになります。私が仕事にいかせてもらう日は主人に息子をお願いし2人の食事の用意をして出かけておりました。
食事の用意はしても、自分自身は食べる時間が取れず合間にコンビニでおにぎりを買ったりしていました。そんな日々が続くとエネルギーが沸かず、なんだかとても疲れてしまいます。
ある日、仕事から戻ると用意した食事がそのままになっていたんです。その日はたまたま主人があまり好きではないカレーを用意していました。
朝、時間がない中で子供が食べる甘口カレーと大人用のカレーを用意するのが精一杯…。帰ってきてそのままになっているお鍋をみて感じた虚しさ。こんなに1人で頑張っているのにこんな非効率的なことはもうやめようと思いました。
しかし、時間がないとは言え、確かに主人はあまりカレーが好きじゃないのは分かっていて「申し訳ない」と言う気持ちも持っていました。でも、主人から「カレーだけでおかずがないから食べなかった」と言われてしまうと、こっちも腹が立ってしまう…。当時はそう言う内輪もめが度々ありましたが、息子が5歳になるとだんだん大人と同じような食事ができるようになってきたので、最近は二人が好きな物を買って用意したり、Uberなど宅配サービスを使う選択肢を選ぼうと。
私だけストレスフルになるのは良くないなと感じて、その日から仕事にいく時に無理してまでご飯の用意をするのはやめます! 宣言をしました。そうしたらなんだか心がスッキリ。時間と心に余裕ができ、仕事にも集中できるし楽しめるし。今は快適になりました。実はそうなる為にはコツがあるんです。
「今日は食事が作れないからよろしくね、後は2人で好きな物を食べてね」「明日の何時から仕事があって用意できないから何か買っておこうか?」など先に声掛けをするんです。
夫婦って伝え方で家の中の空気が変わるんですよね。
うちは主人も私も家にいることが多いので、一度不穏になると仲直りする機会を見つけづらくなります。どちらかが家を出る場合は「ただいま」「おかえり」など声掛けで気持ちがリセットすることがありますが、ずっと家にいるとお互いにリフレッシュしにくい。それで何日も機嫌が悪いのを引きずるのは避けたいですね(笑)。