格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」（2022年4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ）フェザー級タイトルマッチ　RRIZIN MMAルール、5分3R（66キロ）

　前王者・斎藤裕（パラエストラ小岩）が現王者・牛久絢太郎（K-Clann）に0対3の判定負けを喫した。

　2R、牛久の左ハイキックを被弾し、斎藤の態勢が崩れた。3R、猛攻をかけるが、その間も打撃を被弾した。前に出て圧をかける展開は多かったが、ジャッジ3者は全員が牛久を支持した。

　試合後のインタビューで斎藤は「3R頑張ったけれど、勝てなかったな」とひとこと。牛久との2度目の対戦には「前回よりも打撃の交錯、組みの展開もあったので、器用なテクニックも持っているなという印象です」と振り返った。

　意地を見せた最終R。当時の状況を「ダウン取るとか、あの状況は厳しいかなというのがあった。もう半歩、1発2発撃てたらなというのがありますね」とうなだれた。

　昨年10月牛久戦、大みそかの朝倉未来戦、そして今回で3連敗。今後について「ゆっくり休む時間が増えると思います。休みながら近くの人たちと決めていきたいですね」と話すにとどめた。