町田啓太、7月期「テッパチ!」フジドラマ初主演 舞台は陸上自衛隊、防衛省全面協力
フジテレビは17日、俳優の町田啓太が主演を務める7月期水10ドラマ「テッパチ!」を放送することを発表した。
町田啓太「実は高校時代に自衛隊の様式を参考にした寮生活を送っていた」
フジテレビは17日、俳優の町田啓太が主演を務める7月期水10ドラマ「テッパチ!」を放送することを発表した。
4月より「水曜夜10時」に新たな枠としてドラマ放送をスタート。今クールでは「ナンバMG5」を放送中だ。そんな“水10”第2弾が、町田主演「テッパチ!」に決まった。
完全オリジナル企画の今作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは」と悩みながらも奮闘していく。そして、リアリティーを追求するべく、防衛省の全面協力となる。自衛官のエキストラはもちろん、車両やヘリコプターなども実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用。防衛省全面協力だからこそ実現できる迫力満載のダイナミックな映像にも注目だ。
主人公・国生宙(こくしょう・ひろし/町田)は、高校時代はラグビー部のエースとして全国でも注目される選手だったが、独りよがりな強引なプレーでケガをしてしまう。チームメートから非難された宙は、孤立したまま引退。卒業後は、定職に就かず、その日暮らしの生活を送っていた。ある日、ケンカが原因で警察沙汰になり、工事現場の仕事はクビ、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡され、途方に暮れていた。すると、ある男から「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」と声を掛けられる。「寮完備で3食飯つき! 体力自慢のお前にはもってこい!」と紹介された仕事は“陸上自衛隊”だった。
中途半端な決意の末、陸上自衛隊の候補生になり、生半可な気持ちで入った先には、過酷な訓練が待ち受けていた。“陸上自衛隊”という天職に出会ったことがきっかけで、大切な仲間と出会い、友情に芽生え、時には恋をし、さまざまな経験を経て人とのつながりの大切さに気付き、少しずつ成長していき、“やけっパチ”な考えで入隊した青年が、自衛官にとって身を守る鉄帽=“テッパチ”をかぶるにふさわしい一人前の自衛官を目指すストーリーとなる。
町田にとって、今作がフジテレビ系ドラマ初主演となる。企画・プロデュースは、数々の人気作を手がけてきた栗原美和子。また、演出は根本和政が手掛ける。
○町田啓太
「舞台が陸上自衛隊で群像劇というのを聞いて胸が熱くなりました。実は高校時代に自衛隊の様式を参考にした寮生活を送っていたこともあり、懐かしさと共に不思議なご縁を感じています。そして、オリジナルの脚本ということで、熱量の高いストーリーにワクワクしました。国生宙は、やけっパチで実年齢よりだいぶ幼く感じる人物ですが、その未熟さが故にエネルギーが有り余っているところや、どこか憎めない愛きょうも持ち合わせているのがとても魅力的だと感じました。集団生活に難のある性格のこの青年が、どのように陸上自衛隊員になっていくのか、丁寧に、そして大胆に寄り添っていきたいと思っています。また、過酷な訓練シーンなどもたくさんあるので、耐えられる以上の体づくりに励んでいます。もうすでに訓練が始まっているような感覚です。未熟な人物たちがもがき成長していく姿を楽しんでもらえるように、この夏をさらに熱く輝かせられるように挑みます。ぜひ、ご期待ください!」
○栗原美和子
「20年前から“陸上自衛隊を舞台にした青春ドラマを創りたい!”と発案し、ずっと温め続けてきて、この度多くの方々の賛同のおかげで、ようやく実現しました。目指すは、明るくて楽しくて熱い、イケメン熱血青春ドラマです! シックスパックイケメンが勢ぞろいしての、肉体を駆使して一人前の自衛隊員になっていく姿を描きます。中でも一番元気でヤンチャな主役を、町田啓太さんにお願いしました。超イケメンなのはもちろんのこと、日頃から体も鍛えていらっしゃるので、ビジュアル的にピッタリです。一方で内面的には、これまでのスマート&クールイケメンのイメージを払拭してもらいたい! 新しい町田啓太を開拓したい! という思いからオファーさせていただきました。単純で熱くて破天荒で、という愛すべき男性キャラクターに挑戦していただきます。この夏、防衛省全面協力のもと、エネルギーあふれるドラマで、全国の皆さんに元気をお届けできたら幸せです」