【RIZIN】48歳の元刑事・関根シュレック秀樹、元幕内力士との体格差が気にならないワケ
元刑事という異色の経歴を持つ関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)が14日、都内で、16日に行われる格闘技イベント「SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd」(武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)の試合前インタビューに応じた。
年齢差は24歳、2人合わせて250キロ超の注目カード
元刑事という異色の経歴を持つ関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)が14日、都内で、16日に行われる格闘技イベント「SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd」(武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)の試合前インタビューに応じた。
48歳の関根はRIZIN初参戦の24歳・貴賢神(元大相撲幕内・貴源治)と第7試合でRIZIN MMAルール、5分3Rの無差別級マッチを闘う。2人合わせて250キロ超、親子でもありえる年齢差の試合に注目度が高まっている。
高阪剛がつないできた灯――。関根はヘビー級マッチをこう例えた。
高阪は、現在52歳で28年のプロキャリアを持つ。1998年にUFC初出場、日本人初の定期参戦をなしとげたレジェンドだ。
対する貴賢神は134キロ、身長も190センチと関根を大きく上回る体格だ。「みなさんが思っている通り身長も体重もでかい。狂暴ですよね」と印象を口にした。
大みそか、ヘビー級の雄・シビサイ頌真を撃破。景色は変わった。「シビサイくんがあの時点で日本で1番強いヘビー級だと思っていたし、将来的にもすごい選手になると思っているので、自信にはなりました」と振り返る。
あおりVTRでの「150キロでも200キロでも来なさいよ」発言がSNSで称賛を集めている。
「自分もUWFからPRIDEファンになってその頃って無差別じゃないですか。桜庭さんもずっと。実際に100キロ近くある選手を持ててた」
さらに「やっぱりファンも軽量級のスピード感のあるテクニカルな攻防を見たいというのもあると思うんだけれど、そこにヘビー級の迫力っていう一大会でいろんなものがみられるパッケージとしては必要なのかなとは思っていますね」と真意を明かした。
貴賢神はRIZIN初参戦、未知数な相手だ。「自分はもともと対戦相手の動画は見ないんですよ。その前の試合を踏まえて欠点を直して長所を伸ばしていく。下手をすると全然別の選手になってしまう、そこにとらわれて負けたくない」と熱くなる。
「今回貴賢神くんは本当に何をやってくるのか分からないので、相撲出身でおそらくスタミナがないのでいきなり押しかけてくるのか、ジリジリくるのかっていうワクワク感がありますよね~」と24歳差のマッチに余裕の表情を見せた。
ヘビー級がようやく育ってきた――。ベテラン対新人、プロキャリアでも13年の差がある相手をどう迎え撃つのか、ケージで魅せる大迫力のぶつかり合いが楽しみだ。
※高阪剛の高の正式表記ははしごだか