力道山から馬場・猪木そして現在 歴史を体感できるプロレス殿堂館リングサイドがオープン
ファン待望の「プロレス殿堂館リングサイド」が9日、熊本・天草市(五和町御領6177番地)についに開館。ストロング永田(永田章一)館長が集めたプロレスグッズ約500点が披露され、リングも常設された「新たな西の聖地」が誕生した。
「プロレス殿堂館リングサイド」が熊本・天草市に開館
ファン待望の「プロレス殿堂館リングサイド」が9日、熊本・天草市(五和町御領6177番地)についに開館。ストロング永田(永田章一)館長が集めたプロレスグッズ約500点が披露され、リングも常設された「新たな西の聖地」が誕生した。
オープニングセレモニーには名誉館長の田中敬子・力道山夫人が出席。ザ・グレート・カブキ、マッハ文朱、アポロ菅原らレジェンドたち、闘う区議会議員・西村修も駆けつけ、テープカットが行われた。
この日の早朝につき上げたばかりの紅白モチがまかれると集まったファンも大喜び。早速、田中ケロ・リングアナウンサーのコールでレスラー気分を味わっていた。
館内には力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木を始めとするレジェンドや現役選手のサイン、手形や伝統のチャンピオンベルトなどを展示。ポスター、専門誌も並べられ、休憩コーナーのテレビにはプロレスの映像が常時、流されている。各団体の配信番組も網羅され、各種のDVDも常備。希望の映像をチェックすることができる。
ロビーには敬子夫人が秘蔵してきた力道山の胸像が置かれた。東京・池上本門寺に鎮座する胸像と同時期に制作されたもので「大切に保管してきたもので新品同様。雨、風にさらされてない、こちらの胸像でもあの人(力道山)を思い出していただけたら」と、感慨深げに見つめていた。
「黄色いバラが大好きだった」など敬子夫人の口からは、稀代のヒーロー・力道山の思い出話が次々と飛び出し「大変な時代となった今こそ、彼が人生訓としていたネバー・ギブアップ精神で、闘魂で、難事にも逃げないで闘ってほしい」と力説した。