Netflixが13日（現地時間12日）、週間グローバル視聴時間TOP10（4～10日集計）を公式ホームページで発表した。日本のTOP10をみると1位は「社内お見合い」、2位は「気象庁の人々　社内恋愛は予測不能？」、3位は「二十五、二十一」、4位は「39歳」、5位は「愛の不時着」と韓国ドラマが並び、先週に続き日本アニメの「テルマエ・ロマエ　ノヴァエ」が6位に入った。古代ローマ帝国の浴場技師が、ひょんなことから現代の日本へタイムスリップ。そこで出会った日本の風呂文化にヒントを得て、斬新な浴場の数々を考案していく日本発のコメディー・ギャグアニメだ。3月28日から配信されており映画版も大ヒットしただけに今後の伸びが注目されているが、韓ドラ勢が上位にひしめきTOP5入りは果たせなかった。

　以下、7位は「梨泰院クラス」、8位はウェブトゥーンが原作の韓国ドラマ「偶然見つけたハル」（19年）、9位は日本のスポーツアニメ「黒子のバスケ」（12年）、10位は同じく日本アニメの「スケット・ダンス」だった。

　一方、グローバルランキングに目を移すと、非英語のテレビドラマで1位を獲得したのはスペインドラマの「ELITE（エリート）Season 5」（18年）。労働者階級の学生3人がスペイン随一のエリート私立高校へ編入するが、学内で富裕層の生徒たちと衝突し悲劇へと発展していくティーン向けヒューマンドラマ。先週1位だった韓国ドラマ「社内お見合い」（英題：Business Proposal、今週2位）を抑えてトップに立った。3位は「二十五、二十一」（韓国）、4位は「気象庁の人々」（韓国）、5位は「Cafe con aroma de mujer（コーヒーは女性の香りがする）」（コロンビア）、6位は「Yo soy Betty, la fea（ベティ　愛と裏切りの秘書室）」（コロンビア）、7位は「39歳」（韓国）、8位は「今、私たちの学校は…」（韓国）、9位は「Pedro el escamoso」（コロンビア）、10位は「未成年裁判」（韓国）という結果だった。先週に引き続き非英語のドラマは韓国勢が人気を誇っている。英語ドラマでは「Bridgerton（ブリジャートン家）: Season 2」がダントツでグローバル1位となっている。ロンドン社交界でその名を知られるブリジャートン家の8人きょうだいが、それぞれの愛と幸せを追い求める姿を描いている。