お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司と濱家隆一が、オリジナルグッズの作成・販売サービス「Up-T（アップティー）」の新たなテレビCMに起用されることが決まった。「歌モノ編」「ボディーペイント編」が15日から全国で順次オンエアとなる。

　丸井織物株式会社が展開する同サービスは、自分でデザインしたものを売ったり買ったりできるカスタマイズアイテムのポータルサイトだ。かまいたちは、2021年からCMキャラクターを務めている。新CMの「歌モノ」篇では山内がまねきネコ、濱家がまねきカワウソを着用して登場。濱家がオリジナルソングに合わせ軽快に踊る一方で、山内は踊らず不思議な表情を浮かべる。さらに「ボディペイント篇」では、山内がボディーペイントでまねきネコのデザインのTシャツを着用しているような仕掛けに挑戦。「着てませんよね？」、「着てます」という2人のやりとりなど楽しい仕上がりになっている。

　今回の撮影は、スタジオでグリーンバックを使用し行われた。かまいたちの2人は丸井織物や撮影スタッフともコミュニケーションを取りながらスタート。今回、初のテレビCM撮影となった一ノ瀬陽鞠も女性客役で「ボディーペイント篇」に出演している。CMは2つの企画の撮影となり、「ボディーペイント篇」では山内のボディーペインティングに「すげぇッスね」と感心する濱家。ボディーペインティングに対し濱家が「着てません」よねとツッコミを入れるシーンでは、撮影中にスタッフから笑いがもれてしまうシーンも。また、「歌モノ篇」では濱家がダンスに挑戦、なめらかなダンスを披露していく。一方で山内はにこやかにただただ歩くだけ…。そんな山内に濱家からツッコミが飛ぶ。最後に「カモンアップティー」と叫びながらジャンプする場面では、体力の限界を迎える山内だったが、無事に撮影が終了し花束が贈られた。

　撮影を終え、濱家が「クロマキー撮影が結構あったんで仕上がりがちょっと気になりますね」と話すと、山内は「確かに見えてこないんですけど、でも撮影中に社長の笑い声が入るくらいウケてたので、いい感じかなと思ってます」。これを受けて濱家が「確かに、1回止まりましたらからね（撮影が）社長の笑い声で。あれ、社長じゃなかったらめっちゃ怒られてたんちゃうかな。でも楽しくやらしてもらいました！」と明かした。

　CMの見どころについて、濱家は「しっかり見てもらわないと分からないぐらいの山内の仕掛け」と強調。山内は「すっごいクオリティーの仕掛けやってもらいました。すごい方が来てくれてやっていただいたんですけど、その方がすごいJリーグに詳しかったです。そっちの方が衝撃的です。どんどんJの話に」と、“ボケ”を交えてアピールした。