川上麻衣子、マイカー生活“引退”もレンタカー満喫 猫との共生社会実現に尽力の日々

女優の川上麻衣子(56)は、21歳から4台乗り継いだスウェーデン車「SAAB(サーブ)」愛好家だったが、ブランド消滅を機にマイカー生活を“引退”。いまは電車移動中心の生活を送っている。もちろん運転自体をやめたわけではなく、レンタカーでのドライブを楽しんでおり、「最後に乗りたい」車があるという。さらに、大好きな猫との共生社会を実現するための活動にも注力し、大きな夢を描いている。

川上麻衣子と最後のサーブ愛車となった「9-5エステート」【写真:川上麻衣子さん提供】
川上麻衣子と最後のサーブ愛車となった「9-5エステート」【写真:川上麻衣子さん提供】

電車生活でも「運転自体は楽しんでいますよ」 ペット共生の課題にネット&リアル拠点づくり推進

 女優の川上麻衣子(56)は、21歳から4台乗り継いだスウェーデン車「SAAB(サーブ)」愛好家だったが、ブランド消滅を機にマイカー生活を“引退”。いまは電車移動中心の生活を送っている。もちろん運転自体をやめたわけではなく、レンタカーでのドライブを楽しんでおり、「最後に乗りたい」車があるという。さらに、大好きな猫との共生社会を実現するための活動にも注力し、大きな夢を描いている。(取材・文=吉原知也)

〈1987年に“初代サーブ”として「サーブ900」に乗り始め、2003年、37歳の時に手に入れた「9-5エステート」が最後のサーブに。10年以上乗り、16年頃にマイカーを持つことをやめた〉

 車生活をやめる決断については、サーブの倒産で修理が難しくなることが大きな理由の1つです。当時50近くになって年齢的なこともあったのですが、東京に暮らしているとあまり車は必要ないなとも思うようになっていました。私はお酒を飲むのも好きなので、仕事の帰りに車があると寄り道ができないこともあって。電車の方が便利かなとも思い、1回やめてみようという気持ちになりました。やめてみたら、それまであまり乗らなかった電車生活が意外に楽しくて。駅の変化も新鮮で、それでいまに至ります。

 もちろん、今後、東京を離れて第二の人生としてどこか田舎に行けば、車が欲しくなると思います。いまはレンタカーに乗っているのですが、外車もレンタルできますし、けっこう安く借りることができて、運転自体は楽しんでいますよ。

 以前、おぎやはぎさんの「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!」(BS日テレ)に出演させていただいた時に、スウェーデン車・ボルボの新しいモデルを運転させてもらったのですが、こんなにエレガントになったのかとびっくりしました。今後乗りたい車ですか? 昔から「年を取ったら最後に(英国の高級車)ジャガーに乗りたい」という思いを持っていたのですが、やっぱりジャガーに乗りたいかなあ。かっこいいだろうなあ。この話題をすると、最終的にベンツとおっしゃる方が多いのですが、もちろんベンツもすてきな車なのですが、私は最後にジャガーですね。70歳を過ぎると運転はどうかなと考えてしまいますが、60代は車を楽しめる最後の年代なのかなとも思っているので、ジャガーが気になっています。

 車だけでなく、もともと猫も大好きです。18歳ぐらいから猫と暮らし始めて現在は2匹の愛猫と生活していますが、こういう人前に立つ仕事をしている中で、人のため、猫のために何か役に立つことができないかと考えるようになりました。それで、私の範囲でできることとして2018年に一般社団法人「ねこと今日(neko-to-kyo)」を立ち上げました。ペットとの共生を突き詰めると、最終的には人同士のつながりになっていきます。みんなで楽しんで活動することが、猫を助けて人を助けることになればと思ったことがきっかけです。

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