3月に初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級チャンピオンになったばかりのぱんちゃん璃奈が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。前十字靭帯断裂のけがを負い、今月13日に手術を受けることを明らかにした。

　ぱんちゃん璃奈は「【ご報告】手術＆入院でしばらく格闘技から離れます。」と題して1本の動画をアップ。

　けがの経緯は軽めのマススパーリング。自身が右の前蹴りをした際に左の軸足を刈られ、膝が内側に入ったことにより断裂してしまったという。「自分でもびっくりしたんですけれど、息ができないくらい痛さがあった」と振り返った。

　その後病院にてCTを撮影した際に靭帯断裂の可能性を指摘され、翌日にMRIを撮りにいったところ、断裂が判明した。

　12日から入院をし、手術は13日から行う予定。10日間ほど入院をする。手術内容については「靭帯が完全に切れてしまっている状態なので、自分の膝の内側の切開し、自身の腱を持ってきて移植する、靭帯再腱術を行います。練習に半年かかりますと言われたときは絶望でした」と明かした。

　また今後の進退について「半年後練習に戻るまでは分からない。復帰しますとも引退しますとも今の状態では言えないです。希望は続けたいです。手術して完治したとしても踏ん張りが効かない選手もいるらしくて……。弱った姿で試合するのは1番嫌です」

　さらに「“ぱんちゃん璃奈”は強かった選手だったなで終わりたい。3月の試合のような姿まで持ってこれないと格闘技がいくら好きでも復帰するつもりはないです」と断言した。