女優・川栄李奈が3代目ヒロイン・ひなたを演じるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月～土曜、午前8時）がとうとう最終週（4月4日から）を迎える。ズバリ、アニー（森山良子）はいったい誰なのか。気になる最終週の内容に迫ってみた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　NHKによると、「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の開催を明日に控え、るい（深津絵里）と錠一郎（オダギリジョー）は岡山へ。その頃、映画村でジョージ（ハリー杉山）と遭遇したひなた（川栄李奈）は、そこにアニー・ヒラカワ（森山良子）の姿がないことを残念に思いながら、フェスティバルのチケットを渡すという。

　そして迎えたフェスティバル当日。会場には懐かしい顔ぶれがそろい、るいと錠一郎は緊張を忘れるほど喜ぶ流れに。2人が出番に向けて準備を進める中、ひなたは弟の桃太郎（青木柚）と一緒に、ラジオでアニー・ヒラカワのインタビュー番組を聴くことに。磯村吟（浜村淳）からの質問に、通訳を介して英語で答えていたアニーが、途中から突然押し黙り始め……、という意味深な展開になるという。

　これまで、アニーが安子のふるさと・岡山となんらかの縁のあることが示唆され、さらに、安子が生き別れた娘・るいに教えたあんこに関するおまじないを、アニーはひなたから聞き、動揺する姿が描かれていた。ひなたは母・るいから教わったおまじないだ。アニーは、るいと関係のある人物の可能性が高いことがうかがわれた。

　最終週では、出演したラジオのインタビュー番組で、アニーが途中で黙ってしまったという。それは質問内容に、すぐには答えられない特別な事情があったためとも思われる。番組のその後の展開は不明だが、とりあえずアニーのラジオのインタビューシーンに注目だ。また、フェスティバルのチケットが、ジョージを通じてアニーに渡っているとすれば、アニーが会場に行く可能性もゼロではない。アニーとるいの対面シーンはあるのか。注目される。