中山エミリ、出産は想像と「違いました」 6歳まな娘中心の生活で教えるのは「人への接し方」
バラエティー司会やグラビア、女優業などで活躍を見せてきたタレントの中山エミリ(43)は、仕事の両立に奮闘する6歳長女のママでもある。37歳での出産と、愛情をたっぷり注ぐ子育て、そして、大事にしている仕事観について教えてくれた。
16歳の年に芸能界デビュー 2015年に37歳で長女を出産
バラエティー司会やグラビア、女優業などで活躍を見せてきたタレントの中山エミリ(43)は、仕事の両立に奮闘する6歳長女のママでもある。37歳での出産と、愛情をたっぷり注ぐ子育て、そして、大事にしている仕事観について教えてくれた。(取材・文=吉原知也)
プロライフセーバーで俳優の飯沼誠司と結婚し、2015年に長女を出産。妊娠中に想像していた出産の様子は「号泣しながら『やっと会えたのね』みたいな感じで、私もそうなるのかなと思っていたのですが、実際はなかなか大変でした」。赤ちゃんにへその緒が巻き付いてしまい、「助産師さんに上からお腹を押してもらって、産んだ後にお腹を見たらアザだらけになっていて。こういうパターンもあるのかと。いざ赤ちゃんと対面すると、普通はおぎゃあおぎゃあと泣くと思うのですが、ぐったりして泣かなかったんですよ。先生にすぐに処置をしていただき、事なきを得たのですが、思い描いていた出産とは違いました」。ちょっぴりユニークに振り返った。
妊娠中の過ごし方で悩んだことも。「初期の頃は勉強しなきゃと思っていろいろな本を読んだのですが、書いた方によっていろいろ違っていて、途中から訳が分からなくなって、『もういいや、なるようになれ』と思うようになったんです」。子育ての考え方は「セオリーを気にし過ぎないように、きょうも元気でご飯をいっぱい食べてくれたらそれでいい」ということ。それでも最近は成長に触れるにつれ、「親もちょっとずつ欲張りになっていくと言いますか、娘を見ていて、あれ、ほかの友達は縄跳びができているのにうちの子は毎回引っかかっているな、とか、ボール遊びでもなんか投げられていないんですけど、などと気になっちゃうことがどうしてもでてきてしまうんです(笑)。でも、自分のペースで、少しずつ大きくなってくれたらいいな、思っています」と話す。
お菓子屋さんになりたいと夢を語る娘を見て、思うことがある。「自分の小さい時の夢を振り返ると、まさかいまこんな仕事をしているとは思わなかったので、娘がどんな風になるのか。私も楽しみですし、娘にもそれを楽しみに生きていってもらいたいです」。