滝藤賢一「作品見て、報われた」 BS松竹東急開局1番手のドラマに感慨「最初は正気かと…」
俳優の滝藤賢一が28日、都内で行われたBS松竹東急ドラマ「家電侍」(4月2日、23時スタート)第1話試写会&記者会見に登場した。当日は、同作に出演した前田亜季も登壇し、撮影秘話などが語られた。
滝藤賢一が主演ドラマをアピール
俳優の滝藤賢一が28日、都内で行われたBS松竹東急ドラマ「家電侍」(4月2日、23時スタート)第1話試写会&記者会見に登場した。当日は、同作に出演した前田亜季も登壇し、撮影秘話などが語られた。
寒い中での撮影を振り返った滝藤は「作品を見て、報われたなと思っております。でも、本当にキツかったです」と苦笑い。「とてもステキな作品だなとプロデューサーと話したけれど、『まさかの毎回泣けます』とか『すっかり面白くなっちゃって』とか返してくるんですよ。皆、どういうつもりでこの作品を捉えていたのだろう」と話して笑いを誘った。
同作の舞台は江戸時代。貧乏浪人(滝藤)の元に、ひょんなことから現代の最新家電が届くようになり、それが原因で、さまざまな事件が巻き起こるSFコメディ作品となっている。
8年前には同企画を聞いていたという滝藤は「最初は正気かと思いましたね。魅力的な発想ですごいなと思いましたが、ただ言っても俺は演劇界の東大と言われる無名塾に10年いて、仲代達矢さんの弟子だぞ。僕がそれをやるのかとは思いましたよ。でも、この主演はやりたいと思いましたね」と振り返りつつ、「8年経って、その話をすっかり忘れていましたからね。『今やるんですか』と思いましたが、とてもうれしかったですし、開局の1番手ということだったんで、迷うことなくやらせていただきます」と意気込みを語った。
報道陣から「家族を幸せにするためしていることはなんですか」を聞かれた、滝藤は「植物に水をやり出すと3時間かかる。でも、それをやってばかりではいられないので、まず奥さんにコーヒーを入れたり、洗濯物を全部たたんだり、お掃除してから水やりをやる。僕は仕事と家族しかないですからね。一緒にランチに行ったり。常に皆がハッピーになる方法を考えてます。それが普通だと思っています」と語りつつ、記者に向かって「書いてよね。それ」と促し、笑いを誘っていた。
最後に滝藤は「ハートフルでポップでキュートな時代劇になっていると思います。キャスト、スタッフ一丸となって戦った作品なので多くの方に見ていただきたいです」とアピールしていた。